夏に旬を迎える桃は
甘くてみずみずしく美味しいですが、
柴犬に与えることは大丈夫なのでしょうか?
この記事では
柴犬に桃を食べさせてもOKか?
柴犬に与える適正量や注意点についても
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
柴犬に桃(もも)を食べさせてもOK?
柴犬に桃を食べさせてることはOKです!
ただし、
柴犬に与えていいのは
果実の部分だけであって
皮や種は取り除く必要があります。
桃は88%が水分からできており、
豊富な食物繊維が含まれていることから
柴犬の便秘解消にも効果的です。
また、柴犬の栄養面でも
ビタミンやミネラル類が含まれますので
適量であれば問題なく食べることができます。
柴犬に桃(もも)を与える時の適正量とは?
柴犬に桃を与える時は
柴犬が欲しがるからといっても
与えすぎてはいけません。
その柴犬の大きさ、
体質によってもさまざまですが
柴犬が食べる桃の適正量は
- 5㎏位の小型犬で40~50g程度
- 15㎏位の中型犬で100g程度
- 30㎏位の大型犬で180g程度
このくらいの量を一日の上限量として、
おやつやご褒美に与えましょう。
柴犬が桃(もも)を食べる過ぎるとどうなるの?
桃は水分が多く、
食物繊維も含まれています。
適正量であれば
柴犬の便通改善に役立ちますが、
柴犬に食べさせすぎると
軟便や下痢、嘔吐することもあります。
また、
桃は100gあたり40kcalで
糖質を多く含む果物なため、
柴犬が食べ過ぎると肥満の元となりますので注意が必要です。
柴犬に桃(もも)を与える時の注意点
柴犬に桃を与える時の注意点は
- 桃の皮
- 桃の種
- 未熟な桃
- アレルギー
この4つが挙げられます。
桃の注意点①【桃の皮】
桃の皮は
柴犬には消化しづらいため、
皮は剥いてから与えるようにしましょう。
また、桃の皮には
残留農薬がついている可能性があります。
なので、柴犬に桃を与える際は
必ず皮を剥くようにしてあげてください。
桃の注意点②【桃の種】
桃の種をつけたまま与えてしまうと
柴犬は丸呑みをする可能性があります。
もしも食べてしまった場合、
柴犬の喉や胃腸に詰まり
危険な状態になることもありますので
すぐに動物病院へ連絡しましょう。
また、丸呑みでなく
種をかみ砕いたとしても危険です。
桃の種の中には
「アミグダリン」といって、
消化分解される時にお腹の中で
青酸化水素を発生させる物質が含まれています。
どちらにせよ、
柴犬に桃を与える先は
桃の種は必ず取り除く必要があります。
桃の注意点③【未熟な桃】
熟れていないまだ青いような
未熟な桃の場合にも
「アミグダリン」が含まれています。
なので未熟な桃を
柴犬に与えることは危険です。
桃の注意点④【アレルギー】
桃を食べたことで
アレルギー症状を起こす柴犬もいます。
症状としては
- 体の痒み
- 湿疹
- 目の充血
- 元気がない
- 下痢
- 嘔吐 など
このような場合には
獣医師の診察を受けることをおすすめします。
アレルギーがないかどうか
確認するためにも、
最初は極少量を与えて
異変がないか様子を見るようにしましょう。
まとめ
柴犬に桃を食べさせることはOKですが、
皮や種を取り除いたものを与えるようにしましょう。
また、
柴犬の健康のためにも適切な量を与えて、
食べやすいように刻んだり
一口大に切ったりと工夫してあげましょう。