柴犬が栗(くり)を食べると危険?【柴犬の栗の注意点】

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柴犬が栗(くり)を食べると危険?

 

もし柴犬に栗を食べさせる場合は
人間と同じように
茹でて渋皮まで剥いたものであれば
与えてもいいのでしょうか?

また、
市販されている甘栗などは
柴犬に与えてもいいのでしょうか?

 

この記事では
柴犬に栗を食べさせてもOKか、
柴犬にとっての栗の適正量や
与える際の注意点も詳しく解説していきます。

 

 

柴犬に栗を食べさせてもOK?

柴犬に栗を食べさせることはダメか?

決してダメではなく
適切な与え方で、
適量を与えるのであればOKです!

栗には柴犬が中毒を起こすような
危険な成分は含まれておりません。

 

栗の主成分は炭水化物で、
以下のようなビタミン、
ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • 葉酸
  • マンガン
  • カリウム
  • タンニンなど

 

これらが含まれていることによって
生体内の異物解毒や免疫機能の促進、
柴犬の皮膚や粘膜の健康維持、
エネルギーに変えるための要素など
さまざまな効果があります。

 

柴犬にとっての栗の適正量とは?

柴犬にとっての栗の適正量は
その柴犬の大きさや
体質によっても異なりますが、
一日15g程度を目安としてください。

 

栗15gは中くらいの栗1個分ほどになります。

 

しかし、
超小型の柴犬の場合は
この量だと多くなるので
小1個、あるいは中を1/2個程度を
目安として与えましょう。

 

 

柴犬に栗を与える際の注意点

柴犬に栗を与える時の注意点は
4つ挙げられます。

  • 消化に良くする
  • 与えすぎない
  • 結石になりやすい柴犬
  • アレルギーに注意する

消化に良くする【柴犬の栗の注意点】

柴犬に栗を与える時には
生で与えたり、
皮付きのまま与えてはいけません。

必ず加熱したものを
皮や渋皮を取り除いてから
柴犬に与えるようにしてください。

 

剥いたものを
そのまま柴犬に与えてしまうと
柴犬が丸呑みして喉や腸に
詰まらせる恐れがあります。

そのリスクを回避するためにも
細かく刻んだり
ペーストにしてあげるなどして
消化に良くしてあげましょう。

 

市販の甘栗でも、添加物や
砂糖を使用していなければ問題ありませんが、
甘露煮やマロングラッセなどの
砂糖を使用しているものは
柴犬には与えないでください。

 

与えすぎない【柴犬の栗の注意点】

栗は食物繊維が多く
柴犬にとって消化しづらい食べ物です。

柴犬は栗を食べ過ぎることで
消化不良を引き起こして
下痢や嘔吐することもあります。

 

また、少量とはいえ
栗はカロリー高めな食材です。

ドッグフードと併用して
毎日のように与えると、
柴犬の肥満の原因になりますので
適正量より与えないようにしましょう。

 

結石【柴犬の栗の注意点】

尿路結石になっている、
または結石になりやすい柴犬は
栗の摂取はあまりおすすめできません。

栗には尿路結石の原因となる
マグネシウムが多く含まれています。

 

ごく少量であれば問題ないのですが、
長期的に摂取したりたくさん食べてしまうと
尿路結石になったり悪化させてしまうため
与えないほうが無難でしょう。

 

アレルギー【柴犬の栗の注意点】

稀なことではありますが、
柴犬が栗を食べたことで
アレルギーを引き起こすことがあります。

アレルギー症状としては

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 目の充血
  • 体の痒み
  • 湿疹
  • 元気がなくなる など

柴犬によってさまざまです。

 

少しでも異変が感じられたら
かかりつけの動物病院へ連絡して
いつ、どのくらいの量を食べたかなど伝え、
診察が必要かどうか相談しましょう。

 

 

まとめ


柴犬に栗を食べさせてもOKですが、
消化によくしてから与えないと
柴犬の体調不良につながるため、
正しい方法と量を守りましょう。

 

栗はビタミンやミネラルなどの
栄養素を補うだけでなく、
体を動かすためのエネルギーにもなるので
食欲がないときや
運動後のご褒美などにもおすすめです。

 

 

 

 

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