小松菜は緑黄色野菜で
栄養豊富なイメージをもつ人が多いかもしれません。
柴犬にとって小松菜は
与える必要のあるものなのでしょうか?
この記事では
柴犬に小松菜を食べさせてもOKか、
小松菜を与えるメリットや注意点について
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
柴犬に小松菜を食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬に小松菜を食べさせることはOKです。
小松菜は94%が水分からできていて
鉄分やカルシウムなどのミネラル分にすぐれ、
特にカルシウムはほうれん草の3倍以上含まれています。
さらには
エグミのもとで結石の原因となるシュウ酸は
ほうれん草の15分の1と少ないため
安心してあげることができます。
柴犬へどんな風に小松菜を与えたらいいの?
柴犬に小松菜を与える時には
生の状態ではなく茹でたものにしましょう。
小松菜を茹でる意味には
- シュウ酸を減らすため
- 消化をよくするため
この2つであり、
尿結石のリスクを減らして
胃腸内での消化をしやすくします。
また、茎の部分などは
特に消化しにくいので
茹でた物を細かく刻んだり、
ペースト状にしてあげるなどの工夫をすることで
より消化しやすく栄養吸収も良いです。
柴犬に小松菜を与えるメリットとは?
柴犬に小松菜を与えることで
豊富な栄養素を得ることができます。
小松菜に含まれる栄養素は
- タンパク質
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンB1・B2・B3・B5・B6
- βカロテン
- 葉酸
- カルシウム
- カリウム
- 鉄分
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛 など
これらビタミンや
ミネラル分を多く含んでいるため、
免疫力の向上や皮膚や粘膜の強化、
骨や歯も丈夫にしてくれるなど
全身を健康体へと導いてくれる食材です。
柴犬に小松菜を与える時の注意点とは?
柴犬に小松菜を与える時の注意点として
主に以下の2つが挙げられます。
- 与える量
- 甲状腺疾患のある柴犬
注意①【小松菜を与える量】
小松菜の栄養が柴犬にとって良いものといっても
大量に与えることは望ましくありません。
柴犬の体重やサイズによって
適切な量は異なります。
一般的に与える野菜の適切量は
フードの10%と言われています。
なので、
小松菜の葉1枚程度を目安としましょう。
与えすぎることで
軟便や下痢を引き起こすことがあるので
量を調整することが必要です。
注意②【甲状腺疾患のある柴犬】
甲状腺疾患のある柴犬の場合は
アブラナ科である小松菜などの野菜は
食べないほうが良いとされています。
それはアブラナ科に含まれる
「イソチオシアネート」という物質が
ヨウ素の吸収を妨げるため
食べることをおすすめできません。
与えたい場合には
かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
まとめ
柴犬が小松菜を食べることはOKで、
その栄養価の高さに驚かれた方もいるでしょう。
ただし、
いくら健康になる食材とはいっても
あえて柴犬に与える必要はありません。
なぜならドッグフードだけでも
必要な栄養素をえることができるからです。
その柴犬に合った適正量を与えることで
健康的な体を作っていくことができます。