肉類は柴犬の食事で
メインとなる食材です。
なので柴犬にササミを与えても
問題ないだろうと思っている人が多いことでしょう。
ささみは柴犬の体にとって
健康にいい食べ物と言えるのでしょうか?
この記事では
柴犬にささみを食べさせてもOKなのか、
与えるメリットや注意点について
わかりやすく解説していきます。
目次
柴犬にささみを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にささみを食べさせてもOKです。
ドッグフードにも
鶏肉が使われています。
高タンパク低カロリーで
栄養満点なささみは
柴犬へのオススメ食材といえます。
しかし、
ささみを与えれば与えるほどいい
というものでもありません。
ささみだけでは
柴犬の栄養が偏ってしまいますので
ドッグフードも与える必要があります。
また、ささみばかり与えていると
ドッグフードを食べなくなるケースもありますので
バランスよく食べさせることを心がけましょう。
柴犬にささみを与えるメリットとは?
柴犬にささみを与えることで
得ることができるメリットは
主に以下の4つです。
- 丈夫な体を作る
- 疲労回復
- 抗酸化作用
- 肥満防止
メリット1【丈夫な体】
ささみに含まれる動物性のタンパク質は
筋肉の発達に欠かせない栄養素です。
丈夫な体を作る基礎として
タンパク質は必須です。
他にも内臓機能、血液、
骨、皮膚、毛並の美しさにも
このタンパク質は大きく影響してきます。
柴犬の体にタンパク質が不足すると
免疫力が下がり、皮膚疾患や
下痢などの症状を起こすとも言われています。
メリット2【疲労回復】
ささみに含まれるビタミン類によって
疲労回復にも効果があります。
血行が良くなり新陳代謝も上がるので、
元気な体を維持するとともに
風邪をひきにくくなる体にもなっていきます。
さらに、
リラックス効果のあるアミノ酸の1種
トリプトファンが含まれているため、
柴犬のストレスを軽減できるといわれています。
メリット3【抗酸化作用】
ささみに含まれるミネラルのセレンには
活性酸素を分解して体を酸化から守る
抗酸化作用が働いてくれます。
抗酸化作用があることで
体の老化を抑え、ガンの発生率を下げることができます。
メリット4【肥満防止】
ささみは肉類の中でも
炭水化物や脂質をあまり含んでいないため
低カロリーで腹持ちのよい食材です。
さらに、
脂質や糖質を分解することができる
ナイアシンという成分も含まれているので
コレステロールが下がって肥満防止に繋がります。
柴犬にささみを与える時の注意点とは?
柴犬にささみを与える時には
以下の5つの注意点を守りましょう。
- 生のまま与えず加熱すること
- 調味料は加えないこと
- 筋を取り除くこと
- 手でほぐすか、包丁で刻んで与えること
- 一日ささみ1本程度にすること
もしささみを加熱する際に茹でた場合は
茹で汁は捨てずに活用しましょう。
ドッグフードにかけてあげたり、
スープとしてそのままあげるのもいいでしょう。
ただし、塩分等は加えないように注意してください。
また、高タンパク低カロリーだからといって与えすぎてはいけません。
ささみに含まれるリンを
過剰摂取すると骨がもろくなり、
骨粗しょう症や、骨折しやすくなるなどの症状が起こります。
バランスよく食べることで
柴犬の健康的な体を作ることにつながります。
まとめ
柴犬にささみを食べさせることはOKで
肉類の中でもおすすめな食材です。
ささみによって柴犬の丈夫な体を作りと
健康を維持するための万能食材として
おやつやトッピングに是非使用してみてください。
しかし、
柴犬が欲しがるだけ与えることはせず
必要量を見極めて食べさせるようにしましょう。