もともと犬の食事は肉がメインだから
鉄分豊富なレバーも体にもいいはず?
この記事では
柴犬にレバーを食べさせてもOKか、
レバーを与えるメリットや注意点について
簡単にわかりやすく解説していきます。
柴犬にレバーを食べさせてもOK?
柴犬にレバーを食べさせることは
基本的にOKです!
牛、豚、鶏、羊など
レバーにもさまざまな種類がありますが、
どれも問題なく栄養的にも大きな違いはほとんどありません。
しかし
レバーを柴犬に食べさせる時は
生の状態で食べさせてはいけません。
必ず加熱調理してから
柴犬に与えるようにしましょう。
また、味付けはせずに
下処理してからボイルしてあげるのが
簡単で手軽に与えやすいです。
柴犬にレバーを与えるメリットとは?
柴犬にレバーを与えるメリットは
レバーに含まれる多くの栄養素によって
柴犬の体を健康してくれることです。
レバーに含まれている栄養素は
以下のようにとても豊富です。
- ビタミンA
- ビタミンB群(B1、B2、B6、他)
- 亜鉛
- 鉄分
- 葉酸
- 銅
- パントテン酸
- ビオチン など
柴犬がレバーを食べたことで
期待される効果には
以下のようなことがあります。
- 貧血予防・改善
- がん予防
- 視力低下の予防
- 皮膚や粘膜の強化 など
柴犬にとってレバーは
病気の予防や改善食として
働きかけてくれる万能食材と言えるでしょう。
柴犬にレバーを与える時の注意点とは?
柴犬にレバーを与える時の注意点は
長期的に大量に与えないことです。
いくら健康食材とはいっても
過剰摂取は肥満の原因になります。
また、
レバーに含まれるビタミンAは
柴犬が大量に摂取してしまうと
以下のような健康被害を招く可能性もあります。
- 骨に関する疾患
- 歩行困難
- 筋肉量の低下
- 食欲不振
- 体重の減少
- 歯に関する疾患
犬にレバーを与える時の目安量
犬にレバーを与える時の目安量は
犬種や体調によっても変わります。
- 5kg程度の小型柴犬で30g
- 10kg程度の中型柴犬で50g
- 20㎏程度の大型柴犬で90g
この量を週に1~3回程度、
おやつやドッグフードのトッピングとして
与えることをおすすめします。
しかし、
レバーを初めて柴犬に与える時は
ごく少量から与えることを意識し
徐々に量を増やしていきながら
上限をこの目安量までとしましょう。
※以下のような持病をお持ちの柴犬は
必ず獣医師に相談のもと
必要であれば与えるようにしてください。
- 肝臓、消化器の病気で脂質制限がある
- 肝臓病で鉄分制限がある
- 腎臓病でリン制限がある
まとめ
柴犬にレバーを食べさせることはOKです。
レバーは柴犬の健康づくりにも
貢献してくれる食材の1つです。
しかし、
いくら健康食材といっても
柴犬への与えすぎは危険です。
肥満や病気のもとになり得ることを
忘れないでください。
柴犬にとっての必要量をしっかり理解して
健康的に過ごせるようにレバーを食べさせてあげましょう。