柴犬に大根(だいこん)を食べさせると危険?【柴犬の大根の注意点】

B!

柴犬が大根(だいこん)を食べると危険?

 

もしも柴犬に大根を与えるなら
生のまま?加熱したもの?
葉は?皮は?

どんな形で柴犬に大根を
与えればいいのでしょうか?

 

この記事では
柴犬の大根の注意点について
わかりやすく解説していきます。

 

柴犬に大根を食べさせてもOK?

柴犬に大根を食べさせることは
適切な与え方や量を守ればOKです!

 

大根の白い根の部分だけに限らず、
葉の部分も柴犬は食べることができます。

大根は柴犬にとって
低カロリーで水分を多く含みながらも
栄養価が非常に高い健康食材です。

しかし、
野菜類などの繊維質な食べ物は
柴犬は消化を得意としませんので、
たくさんの量を与える必要はありません。

 

柴犬への大根の与え方

 

柴犬へ大根を与える時には
根の部分、葉の部分に
それぞれ3つずつポイントがあります。

 

柴犬への大根の与え方で
根の部分のポイントは以下の通りです。

  • 生のまま与える
  • 葉に近い上の部分を与える
  • 皮つきのまますりおろす

 

柴犬への大根の与え方で
葉の部分のポイントは以下の通りです。

  • 必ず加熱する
  • 油で炒めると栄養吸収が高まる
  • 細かく刻むかペースト状にする

 

柴犬へ大根を与える時の適正量

柴犬へ大根を与える時の適正量としては
根も葉の部分も同様に
小さじ1杯程度を目安としましょう。

柴犬に大根を与えすぎてしまうと
消化不良を引き起こして
下痢や嘔吐する場合があります。

 

柴犬に大根を与えるメリット

柴犬に大根を与えるメリットは
栄養成分を摂取できる点です。

大根には、根も葉の部分もともに
たくさんの栄養成分が含まれています。

大根の栄養素は

  • 食物繊維
  • カリウム
  • カルシウム
  • リン
  • βカロテン など

さまざまなものが挙げられます。

そして、
特に注目する栄養成分として
大根の根の部分に含まれる

  • ジアスターゼ
  • プロテアーゼ
  • リパーゼ

この3つがあります。

ジアスターゼはでんぷんを分解、
プロテアーゼはタンパク質を分解、
リパーゼは脂肪を分解する酵素として
消化を手助けする役割を果たしてくれます。

 

生のままでないと
その効果が得られないため、
必ず根の部分は生のまま
柴犬に与えるようにしましょう。

 

柴犬に大根を与える時の注意点

柴犬に大根を与える時の注意点は

  • 与えすぎないこと
  • 甲状腺機能が弱い柴犬に注意

こちらの2つが挙げられます。

与えすぎないこと【柴犬の大根の注意点】

柴犬に大根を与えるメリットでもお伝えしたように
大根には消化酵素を多く含んでいるため
食べ過ぎると軟便や下痢になることがあります。

 

また、
大根に含まれる辛み成分は
柴犬の胃腸を刺激するので、
食べ過ぎたことで腹痛や
お腹を壊してしまうこともあります。

 

柴犬の健康のためにも
適正量を守りましょう。

甲状腺機能【柴犬の大根の注意点】

大根はアブラナ科の野菜で
「ゴイトロゲン」という
ヨウ素の吸収を阻害する成分が含まれています。

 

ヨウ素が足りなくなると
甲状腺ホルモンの分泌が低下して
甲状腺に負担をかけることになります。

なので、
甲状腺機能が弱かったり、
甲状腺疾患のある柴犬の場合には
かかりつけの獣医師に
大根を与えても問題ないか
相談した方がよいでしょう。

 

 

まとめ


柴犬に大根を食べさせることはOKですが、
大根の根や葉それぞれの
与え方、調理法が違います。

適切に柴犬に大根を与えることで
消化に優しく栄養吸収もよくなるため、
正しい与え方で与えることが重要です。

 

柴犬の健康のためにも理解して
しっかり栄養を摂らせてあげましょう。

 

 

 

最新の記事はこちらから