犬が嫌いな食べ物をご存知ですか?
犬が食べてはいけない食べ物
=犬が嫌いな食べ物
ではありません。
犬は食べ物を与えれば
何でも喜んで食べる?
そんなこともありません。
犬にも
食べ物の好みがあるのです!
そこでこの記事では
犬の味覚についてや
犬が嫌いな食べ物について
簡単にわかりやすくまとめていきます。
目次
犬の味覚について
犬の舌には
人間と同じく味覚細胞があり、
そこで味を感じることが出来ます。
しかし、犬の舌には
人間の6分の1の
味覚細胞しかありません。
なので犬の味覚は
人間ほど敏感ではないのです。
ただ、敏感ではないといっても
- 甘味(あまみ)
- 苦味(にがみ)
- 酸味(さんみ)
- 塩味(しおみ)
の4つの味を犬は感じることができます。
犬は食べる際に
ニオイ→食感→味→見た目
の順で吟味して食べる傾向にあるようです。
なので
犬は嫌いな食べ物を判断する時、
食べる前にまずはニオイで
「あっ、これ嫌い。」
と思うことも多いのです。
犬が嫌いな食べ物とは?
犬が嫌いな食べ物として
挙げられるのは
大きく分けて4つあります。
- 酸っぱいもの
- 苦いもの
- 辛いもの
- ニオイの強いもの
犬が嫌いな食べ物【酸っぱいもの】
酸っぱい食べ物は
嗅覚の良い犬にとっては
非常に刺激の強いものになります。
- お酢
- 梅干し
- レモン
- グレープフルーツ
- ミカン
上記に挙げられるものについては
犬が嫌がる場合が多いです。
※例外として、
ミカンなどの柑橘系を好む犬もいます。
ミカンは水分を補給するにはよい食品ですが、
外皮や葉や茎には
中毒性物質を含むものがありますので
犬にミカンを与えるときは
必ず皮を剥いて実だけを与えるようにしてください。
犬が嫌いな食べ物【苦いもの】
苦い食べ物は
人間でも好き嫌いがあるように
犬も嫌いな場合が多いです。
それはもともと自然界において、
腐敗した食べ物などに含まれる
有害な成分のほとんどが
苦味を感じたことに由来します。
苦味=体に悪いもの
ということが
本能的に危険と判断して
犬は拒絶をするのだと考えられています。
犬が嫌いな食べ物【辛いもの】
香辛料などの辛い食べ物も
酸っぱいものと同様で
刺激臭が強く、犬は嫌がります。
- 唐辛子
- こしょう
- お酒
犬には与える必要のないものですので、
人間の食べ物を分け与える時には
これらの食べ物が入っていないか確認し、
避けてあげましょう。
犬が嫌いな食べ物【ニオイの強いもの】
酸っぱいものや辛いものにも
共通して言えることですが、
嗅覚を刺激するニオイの強いものは
苦手とされています。
- 葉物野菜(ネギ類)
- 空豆
空豆はニオイが独特なだけで
食べても問題がないものです。
しかし、
ネギ類は犬にとって
絶対に食べてはいけない食べ物
ですので決して与えないでください。
まとめ
犬が嫌いな食べ物について
あなたの知識が深まることで
愛犬も安心することでしょう。
犬は視覚や味覚よりも
まずは「嗅覚」、つまり匂いで
食べ物を判断して好むということを
忘れないでいてあげてください。
もちろん、
その犬によっても違いはありますが
刺激の強いニオイのするものを
犬は基本的には好みません。
犬が食事の時間を
楽しんで過ごせるように
理解して与えてあげてください。
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