子犬が興奮しているとき、
あなたはどのように対応していますか?
そのまま様子を見る?
大きな声で叱る?
落ち着いた声で諭す?
子犬が興奮した様子で
対処がお困りの愛犬家の方へ。
この記事では
子犬の興奮をコントロールする
効果的なしつけ方法を
詳しく解説していきます。
子犬が興奮した様子とは?
子犬が興奮するときは
嬉しいときに限らず、
怖いと恐怖を感じるときにも
興奮状態に陥ってしまいます。
そんな興奮状態のとき
- 吠える
- 噛みつく
- 破壊行動 など
子犬は理性を忘れて
本能的行動を行ってしまうかもしれません。
この子犬の興奮癖を
飼い主であるあなたが
子犬のうちから!
コントロールしていかなければ
外出先での思わぬ事故などに
繋がりかねませんのでしつけが必要になります。
子犬の興奮をコントロールする方法
子犬が興奮しているときに
しつけることが大切なのですが、
どのようなしつけが必要なのでしょうか?
しつけの方法はたくさんありますが
子犬に対してしつける際
厳しくしつけることはおすすめできません。
この記事では
子犬と楽しく遊びながら
興奮状態をコントロールしていく方法
を紹介していきます。
- おもちゃを使った方法
- スキンシップで教える方法
この2つの方法で分けて説明していきます。
子犬の興奮をコントロールする方法【おもちゃを使う】
子犬がおもちゃで遊んでいる際に
興奮状態になることはよくあります。
実は、そのおもちゃを使って
子犬の興奮をコントロールする
トレーニングをすることができます。
子犬の興奮をコントロールするために
以下の手順で練習をしてみてください。
- おもちゃを使い子犬を喜ばせて興奮状態へ
- おもちゃと別のものを取り替える
まず最初の方法として
リラックスした状態から
おもちゃを与えて喜ばせ
子犬の感情を興奮状態へ持っていきます。
その後、子犬に対して
興奮を落ち着かせる方法を取っていくことで
コントロールできるようになるでしょう。
具体的な方法について
以下で解説していきます。
子犬を喜ばせて興奮状態へ
子犬を興奮状態にさせるために
子犬に声をかけながら
おもちゃで遊んでみましょう。
おもちゃを見せ、
子犬の名前を呼んでみます。
子犬が上手に遊べたら
いつもよりも高めの声で
「上手!すごい!」などと
褒めてあげましょう。
犬は人の声のトーンで
飼い主の感情を読み取るので
必ず高いトーンで話しかけてください。
このとき子犬は
褒められて嬉しい
という感情から興奮状態に入ります。
おもちゃとおやつを交換する
興奮状態にある子犬を
落ち着かせる方法として
遊んでいたおもちゃと
おやつを交換する方法を行ってみましょう。
まず、
子犬の好物のおやつを
片手に持ちましょう。
子犬がおもちゃで遊んでいるときに
「(おもちゃを)ちょうだい」と
おやつの持っていない手を差し出します。
最初は「ちょうだい」が
できなくともいいのです。
ポイントは
飼い主であるあなたの声に
耳を傾けているかが重要です。
ここで子犬の視線がおもちゃではなく、
あなたの方へ向かっていたら
興奮状態をコントロールできていることになります。
子犬がおやつを見て
オモチャを渡してくれたのであれば、
すぐにおやつをあげて褒めてあげます。
もしも、
「ちょうだい」と言っても
まったく耳を傾けないようであれば、
あなたが自力でおもちゃを
取り上げてしまいましょう。
おもちゃを離した後
子犬は大人しくなり、最終的に
おもちゃを渡してくれるようになるまで
何度も繰り返し行いましょう。
そうすることで、あなたの一言で
子犬の興奮をコントロールできるようになります。
子犬におもちゃを使うときの注意点
子犬におもちゃを使う時に
意識しておいてほしい注意点があります。
もしも子犬がおもちゃで遊んでいるときに
あなたの手を噛んできたら
遊びを中止するようにしてください。
例え甘噛みだとしても
「痛い」といい
おもちゃを取り上げて
1~2分は無視します。
こうすることで
「飼い主の手を噛んではいけない」と
学習すると同時に
「どうしたの?」と
子犬自身落ち着くことが出来ますので効果的です。
子犬の興奮をコントロールする方法【スキンシップ】
子犬の興奮を落ち着かせる方法として
スキンシップをとることも有効です。
子犬にスキンシップを取りながら
興奮をコントロールしていく方法です。
- ホールド
- リラックスポジション
上記の2つの方法で
子犬に触れながら
興奮を抑えていくようにしましょう。
子犬とのスキンシップ方法【ホールド】
ホールドは
首と胴を動かないように固定する
抱っこの仕方です。
片方の腕で首を固定し、
もう片方の腕を胴の下に通して持ち上げます。
こうすることで
犬は自由に身動きできないため
強制的に落ち着かせることができます。
子犬とのスキンシップ方法【リラックスポジション】
リラックスポジションは
犬の服従の姿勢ともいわれる
仰向けの状態のことです。
まず飼い主が足を伸ばして座り、
子犬を抱き上げて
自分の足の上に仰向けになるように寝かしましょう。
もしかしたら慣れないポーズに
子犬が暴れることもありますが、
逃がさないようにしっかり押さえましょう。
仰向けに寝かせた際には
前足の肘の部分を持ってあげると
胴体の前の部分を動かせないため
暴れにくくなるのでおすすめです。
繰り返し行うと
暴れることなく、
リラックスできるようになります。
最後に
子犬の興奮を
コントロールすることで、
今後しつけがしやすくなったり、
無駄吠えや甘噛みに対しても
効果を発揮することが出来ます。
子犬の気持ちを上手に
コントロールしてあげられるように
楽しみながらしつけを行い、
ケガや事故に巻き込まれないように実践していきましょう。