迎え入れたばかりの子犬に
ひとりでお留守番させるのは
子犬も飼い主自身も
不安な気持ちになると思います。
どこに行くにも常に一緒
というわけにはいかず
子犬にお留守番をしてもらうことが
日課になる方も多いかと思います。
子犬にお留守番をしてもらう時に
事前に準備すべきことや
注意しなければいけないことがあります。
この記事では
子犬を留守番させるときの
準備や注意点をまとめています。
子犬が安全にお留守番できるように
しっかり準備を整えてあげましょう。
目次
子犬にお留守番をさせる前にするべき3つの準備とは?
子犬にお留守番をしてもらう前に、
事前にするべき準備があります。
具体的には
次の3つの準備です。
- 安らげる居場所を作る
- ひとり遊びができる環境を整える
- 飼い主と離れる練習をする
子犬が安らげる居場所を作る【子犬のお留守番の準備】
まず、
子犬にお留守番してもらうときは
犬用サークルや犬用ゲージの中に
入っておいてもらうことが大切です。
子犬は留守番中に
部屋を自由に動き回れるよりも
狭まいスペースの方が安心します。
狭いところへ閉じ込めると
「かわいそう」と思われがちですが、
犬は広いスペースよりも
狭いスペースのほうが落ち着くのです。
しかし、いきなり
犬用サークルや犬用ゲージを買い
留守番の際にいきなり子犬に対して
その環境を提供するのは良くありません。
まずは子犬に
慣れてもらうことが重要です。
必ずしも留守番中に
犬用サークルや犬用ゲージに
入れなければいけないわけではありませんが
留守番中に子犬が自由に動き回れると
いたずらや事故に繋がるリスクも高くなります。
狭いスペースを作り
子犬が普段から安らげる居場所を作ってあげましょう。
また、普段の環境として、
既に準備があるかと思いますが
以下の2点も忘れずに準備をしてあげてください。
- トイレのスペースを確保する
- 水を飲む場所を確保する
※清潔な飲み水を用意してあげてください。
ひとり遊びができる環境を整える【子犬のお留守番の準備】
子犬を迎え入れて数日たち、
子犬にとって安らげる居場所や
環境が出来上がったのであれば、
次はひとり遊びができるようにしつけていきましょう。
ひとり遊びは
飼い主がいない寂しさを
紛らわせるためだけでなく、
夢中になって遊ぶことができるので
頭や身体の運動にもなります。
そのためには
犬用のおもちゃを与えてみましょう。
丈夫で安全なもので、
犬が飲み込んでしまわないように
その犬種や成長にあった
サイズのものを選ぶようにしましょう。
子犬は留守番中に
安らげる環境の中で一人遊びをすることで
寂しい気持ちなどを感じにくくなります。
飼い主と離れる練習をする【子犬のお留守番の準備】
今まであなたの愛犬は
飼い主であるあなたが
家にいることが当たり前
と思っていたかもしれません。
しかし
子犬にお留守番をしてもらうために
飼い主と離れることも覚えさせましょう。
まずはあえて
声掛けをせずに部屋から出て行きます。
飼い主が見えないことに不安になり、
吠えだしてしまう犬もいますが
決して様子を見に戻ってはいけません。
ここで戻ってしまうと
「吠えれば飼い主が来てくれる」と
勘違いさせてしまいます。
吠えるのをやめ、
落ち着いたところで
部屋に戻り褒めてあげましょう。
一日に何回もやると
子犬にストレスを与えてしまうので
日をわけて繰り返し行い、
離れる時間を徐々に延ばしていきましょう。
飼い主が出ていくのを察して
子犬が吠えてしまう場合には
好きなおもちゃを与えて
夢中になっている隙に部屋からそっと出ていきましょう。
子犬にお留守番をさせるときの注意点とは!?
子犬に留守番させるための
準備が整ったら、
実際にお留守番させてみましょう。
子犬のお留守番の際の注意点として
特に気を付けてほしいことがあります。
それは
子犬が誤食をしてしまうことです。
人間にとっては何ともなくても
子犬にとっては危険な食材はたくさん存在します。
留守番中に
子犬がそれを間違って食べてしまったら?
病院へ連れていくこともできず
子犬は苦しみ続けるかもしれません。
その対処法としては
犬用サークルや犬用ゲージの中から
子犬が出ないようにしっかりと
入り口などの確認をすることです。
また念のために
子犬にとって危険なものは
すべて子犬の手の届かない場所に
移動しておくことをおすすめします。
食べ物以外にも、電気製品など、
犬にとって危険なものはたくさんあります。
子犬に留守番をしてもらう際に
飼い主が気をつけるべき注意点を
以下でまとめました。
- 犬用サークルや犬用ゲージの中で待たせる
- トイレのスペースを確保する
- 清潔な飲み水を用意する
- お気に入りのおもちゃを与える
- 声はかけずに出かける
- 吠えて呼ばれても落ち着くまでは戻らない
- 始めから長時間ひとりで留守番させない
(時間は徐々に慣らしてあげましょう)
飼い主が帰宅したときの子犬への接し方
帰宅したら
すぐに子犬のところへいって
褒めてあげたいものですが、
そこは我慢して知らんぷりします。
飼い主が帰ってきた喜びから
子犬が興奮してバタバタしたり、
吠えても無視しましょう。
少し子犬の様子が落ち着いてから
声をかけるようにしてください。
もしも、
犬用ケージなどから出す時に
飛びつくようでしたら
お座りや伏せをさせ
落ち着かせてから褒めてあげましょう。
静かにできたら褒める
を心がけてください。
まとめ
子犬に留守番をさせるときの
事前準備や注意点をしっかり学んで
子犬に心の準備をさせてから
留守番に慣れさせていきましょう。
最初のうちは飼い主と離れること、
ひとりになることに不安を感じ
ストレスを抱えてしまうかもしれません。
それを最小限に抑えるためにも
焦らず慣らしていくように
飼い主も心に余裕を持って接してあげましょう。