犬の毛玉とは何か?危険?

犬に毛玉ができている?!

 

なぜ毛玉ができるのでしょうか?
なにかケアが必要なのでしょうか?

 

この記事では犬の毛玉とは何か?
毛玉ができる原因や危険性、
また対処法ついてまで詳しく解説していきます。

犬の毛玉とは何か?

犬の毛玉とは毛同士が絡まり合い、
玉状になってしまったもののことを指します。

 

特に、
ロングコートと呼ばれる以下の犬種は
毛玉ができやすいとされています。

  • プードル
  • マルチーズ
  • ポメラニアン
  • アフガンハウンド
  • ヨークシャーテリア
  • ゴールデンレトリーバー

 

もちろん、
この犬種以外でも毛玉にはなります。

 

一体どのようなことが原因で
毛玉になってしまうのでしょうか?

 

犬に毛玉ができる原因は?

犬に毛玉ができる原因は以下のようなことが考えられます。

  • 毛が擦れている
  • ブラッシング不足
  • 汚れ
  • シャンプー後の乾燥不足

 

原因①【毛が擦れている】

毛が擦れやすい場所は毛玉になりやすいです。

  • 首周り
  • お腹
  • 内股 など

これらの場所は
歩くときや首輪、
洋服など身に着けている物によって
毛が擦れて毛玉ができやすくなります。

原因②【ブラッシング不足】

犬にブラッシングをしない、
または頻度が少ないと
毛がどんどん絡まっていき、
毛玉は増え大きくなっていきます。

原因③【汚れ】

汚れが溜まり続け
べたべたしたような毛になると絡まりやすくなります。

原因④【シャンプー後の乾燥不足】

シャンプー後に
しっかりドライヤーで毛を乾かさないと絡まりやすくなります。

表面は比較的乾きやすいのですが、
毛の内側まで乾ききっていないと
毛が蒸れて毛玉になりやすい状態を作ってしまいます。

 

犬の毛玉の危険性

犬に毛玉ができたとき、
放っておくことは危険なのでしょうか?

毛玉をそのままにしておくと
次のような危険性が考えられます。

  • 皮膚の炎症や痛み
  • 汚れが溜まり不衛生な状態

 

危険①【皮膚の炎症や痛み】

毛が絡まり毛玉になると、
毛の根っこ部分が引っ張られます。

そうすると
皮膚も引っ張られることになり、
痛みが出ることもあります。

 

またひどい場合には、
毛に巻き込まれた皮膚が
剥がれたり裂けることもあります。

その傷口に細菌が入ったりすると
ただれて皮膚炎になることもあるのです。

危険②【不衛生な状態】

毛玉ができると、
皮膚上の汚れが取り除きにくくなります。

そして、
シャンプーをしても
汚れが取れないだけでなく、
皮膚と毛玉との間にすすぎ残しが発生してしまいます。

 

そうなると通気が悪くなり、
皮膚が蒸れることで雑菌が増え、
皮膚病を引き起こす引き金になります。

 

犬に毛玉ができないようにするためには?

犬に毛玉ができないようにするためには
こまめなブラッシングを心がけましょう。

適切なブラッシングを行えば、
毛玉の予防だけでなく
犬との楽しいコミュニケーションの時間になります。

 

絡まりや毛玉がない所から
優しく部分的にブラッシングしていきましょう。

 

全身にブラシを通そうとすると
毛が引っ張られて痛い思いをし、
犬がブラッシングを嫌がるようになってしまいます。

トラウマにならないように
優しく丁寧に行うことが大切です。

また、
上手にできたらご褒美を与えるなど
ブラッシングが好きになるような工夫しましょう。

 

犬に毛玉ができてしまった時の対処法

もしも犬の毛に
毛玉ができていることに気が付いたら早めに対処しましょう。

 

飼い主ご自身で行う場合は
ブラシで優しく毛玉をほぐしていくしかありません。

飼い主の手の平の上に
毛玉を乗せてそっとブラシでといていきましょう。

 

毛玉の数が多い場合には
トリミングサロンで毛をカットしてもらうことをおすすめします。

 

まとめ

犬に毛玉ができる原因や
そのままにしておく危険性を理解して頂けましたか?

 

毛玉ができてしまうことは
犬にとって1つもいいことはありません。

 

愛犬を苦しめないためにも
まずは毛玉を作らないことが大切です。

 

そのためには
毎日のブラッシングや
定期的なお風呂やシャンプー、
トリミングを行って毛玉ができないように対処していきましょう。

 

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