トリミングとはどんな意味なのか?
以外と知らない方も多いかもしれません。
これから犬を飼おうと考えている方や
犬に興味関心がある愛犬家のあなたへ。
「トリミング」とは何か
その意味をわかりやすく解説していきます。
目次
トリミングとは?【その意味】
トリミングとは
毛をカットしてキレイに整える
という意味です。
主に犬に対して
トリミングをすることが多く
技術や知識が必要です。
犬の美容師として
専門的にやっている職業を
トリマーと呼びます。
トリミングの役割とは?
トリミングの役割は、主に3つあります。
- ハサミで余分な毛をカットする
- バリカンなどを機器を用いて毛を刈り取る
- 指やナイフを使い、犬の被毛を整える
カットといっても、
ただ長くなった毛を切るだけでなく、
要望に応じてデザインカットすることも求められます。
トリミングをする理由や必要性
犬がトリミングする理由として
- 健康を保つため
- 清潔な体を保つため
- ケガを防ぐため
- 綺麗な見た目やおしゃれを楽しむため
などの4つが挙げられます。
トリミングの必要性【健康を保つため】
トリミングすることで、
毛で覆われて見えなかった部分から
何らかの異変や病気などの
早期発見に繋がることがあります。
トリミングの必要性【清潔に保つため】
犬は全身が毛で覆われているので、
雑菌が繁殖しやすい環境であったり、
肛門や尿道、傷口の周辺は
日頃から清潔に保たないと
感染症の引き起こす原因になります。
また、毛を伸ばしたままにすると、
ノミやダニが発生しやすくなります。
犬の体を清潔な状態に保ち
そういったリスクを回避するためにも
トリミングカットが必要となります。
トリミングの必要性【ケガを防ぐため】
トリミングをすることで
犬のケガの予防にもなります。
なぜならば、トリミングをすることで
犬の肉球の滑り止めの効果を
失うリスクを回避することできるからです。
犬の毛は表面的なところに限らず、
足裏の肉球の間からも伸びていきます。
犬の肉球が毛で覆われてしまうと
犬の肉球の本来の用途である
滑り止めの効果が発揮できず
犬は滑って転んでしまい、
ケガや骨折をする危険やリスクが生じます。
たとえ犬が転ばなくとも
犬の足に負担がかかりますので、
こまめに犬の足裏の毛をチェックし
トリミングをしてあげる必要があります。
※特に室内犬は
フローリングが滑りやすいので
注意してください。
また、犬の目の周りの毛も
ほうっておくと伸びてきます。
目に刺さると
涙や目やにの原因となりますので
こちらもチェックが必要です。
トリミングの必要性【見た目】
その犬本来の綺麗さや、
おしゃれなどを楽しむために
毛をカットしてあげることで
より犬の可愛さが際立ちます。
トリミングし綺麗になった犬に
さらなる愛情を注ぐためにも
見た目にこだわることも時には大切です。
トリミングが必要な犬種は?
全ての犬に対して
トリミングが必要かというと
そうではありません。
もともと毛が短い犬などは
カットの必要がない場合もあります。
一般的に
トリミングが必要とされている
犬種は以下の通りです。
- シーズー
- マルチーズ
- ヨークシャー・テリア
- エアデール・テリア
- ワイヤー・フォックス・テリア
- ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
- ベドリントン・テリア
- ノーフォーク・テリア
- ビション・フリーゼ
- イングリッシュ・コッカー・スパニエル
- アメリカン・コッカー・スパニエル
- シュナウザー(ミニチュア、スタンダード、ジャイアント)
- プードル(トイ、ミニュチア、ミディアム、スタンダード)
このように
トリミングが必要な犬種は
毛に長さがある犬がほとんどです。
もともとが毛が短く、
トリミングの必要がない犬でも
シャンプーや爪切りなどの
他のお手入れは必要となるので、
どんな犬でも清潔に保つことは心がけましょう。
最後に
「トリミング」の言葉の意味や
犬に対する「トリミング」の必要性を
多くの愛犬家の飼い主に
理解していただけることを願っています。
トリミングは
見た目や清潔さを保つだけでなく、
病気やケガの予防に大きく役立ちます。
愛犬の健康を守っていくためにも
トリミングが必要な犬種には
きちんとお手入れしていきましょう。
トリミングサロンに関して
料金等気になる場合には
こちらの記事を参考にしてみてください。