
犬の口輪として使われる
マズル用品とは何かをご存知ですか?
いったい何のために
犬に口輪を使うのでしょうか?
この記事では
犬の口輪とは何か?
犬用マズル用品の種類や
取り扱うときの注意点などについても
詳しく解説していきます。
目次
犬の口輪(犬用マズル用品)とは何か?
犬の口輪(犬用マズル用品)とは
犬が口を大きく開けないように
犬の口に装着する器具のことです。
犬が口の中に物を入れたり、
噛んだりすることを防止する効果があります。
マズルは「口吻(こうふん)」とも言われ、
鼻先から口にかけた部分のことを指します。
そのため、鼻と口を覆うような口輪をマズル用品と呼びます。
犬の口輪(犬用マズル用品)の種類
犬の口輪(犬用マズル用品)には
さまざまな種類があります。
大きく分けると
以下の4種類に分類することができます。
- バスケット型革製口輪
- メッシュ型革製口輪
- バスケット型ワイヤー製口輪
- アヒル型シリコン製口輪
バスケット型革製口輪
バスケット型の革製口輪は
中型犬以上に使用するのが最適とされています。
口と口輪との間には隙間があるため
呼吸をしたり口を開けたりできますが、
口輪の重量が重いため、長時間の使用には向きません。
犬の口全体を覆うことができるので、
噛み癖対策として有効的に使用できます。
メッシュ型革製口輪
メッシュ型の革製口輪は
通気性に優れ楽に呼吸ができ、
軽さもあるため長時間の使用に向いています。
ただし、このタイプは
噛みつかれる可能性があるため、
噛みつき防止としては向きません。
小型犬、中型犬、大人しい犬種に
用いることをおすすめします。
バスケット型ワイヤー製口輪
ワイヤー製の口輪は
メッシュでバスケット型になり、
ストラップでしっかり固定されているため
犬が自力で脱ぐこともずれることもありません。
頑丈な作りなため、
犬の噛みつき防止に向いています。
ワイヤーでもメッシュなため、
無理なく呼吸することができ、
通気性も良く水も飲むことができます。
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アヒル型シリコン製口輪
アヒル型の口輪は
シリコン製なのでとても軽いです。
犬の鼻先への圧迫感が少ないため
たとえ長時間使用したとしても
犬にストレスを与えにくいという特徴があります。
アヒル型の口輪をすることで
犬は口を開きずらくなりますが
口を開けることはできてしまうため、
噛みつき対策には向きません。
犬の口輪(犬用マズル用品)を使用するときの注意点
基本的には、犬にとって
口輪を使用することはストレスになります。
そのため、
犬の口輪(犬用マズル用品)を使用する際は
なるべく犬にストレスを与えないように
注意点を守りながら活用する意識が重要です。
いくつか注意点があります。
↓
- 犬種にあったサイズを選ぶ
- 環境によって使用時間を変える
- 必要な時だけに使用する
- 正確に装着する
口輪を装着する際は
犬が呼吸を楽にできるようにしておく必要があります。
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パンティングという呼吸によって
犬は体温調整を行うため、
口輪をつけたことで熱中症などにならないように注意しましょう。
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パグなどの口が短い短吻犬種や
興奮しやすい性格の犬、
ゴールデンレトリーバーなどの長毛犬種は
特に気を付けるようにしましょう。
そして、
犬に口輪を装着する際には
サイズを間違えると抜けてしまったり、
マズル自体に負担となってしまうため
ゆるみがないかしっかり確認しましょう。
最後に

犬の口輪とは何か?
その意味だけでなく
犬用マズル用品の種類や
取り扱うときの注意点などについても
詳しく解説していきました。
犬の口輪(犬用マズル用品)は
犬が口の中に物を入れたり、
噛みついたりするのを防止するために用います。
また、
攻撃性や警戒心が強い犬種は
ひとつのしつけの方法として
その習性を抑制するために必要があります。
犬にとっても、人間にとっても
お互い安心して暮らしていくためには
正しい方法で犬に合ったものを用いることが大切です。
なるべくストレスがかからないように
使用時間は犬の様子を見ながら行い、
安全に使用することを心がけましょう。























