ジリジリと夏の暑い日差しの中、
犬の肉球は火傷しないのでしょうか？
もし私たちが夏の暑い時期に
コンクリートやアスファルトの上を歩いたら
間違いなく「熱い」と感じるでしょう。
犬が道路を歩いていて
声を荒げたりはしませんが、
犬の足の状態は
実際どうなのでしょうか？
この記事では
犬の肉球は火傷するのか？
夏の散歩の危険性とその対策について
詳しくまとめていきます。
目次
夏の散歩の危険性【犬の肉球は火傷するのか？】
夏の暑い日の散歩で
犬の肉球は火傷するのか？
答えは
YES(はい)です！！
アメリカの調査によると、
日陰や日向などの環境の違いや
時間帯によって多少異なりますが、
アスファルトの表面温度は
以下のような結果が出ています。
- 気温25℃→アスファルト表面温度52℃
- 気温30℃→アスファルト表面温度57℃
- 気温31℃→アスファルト表面温度62℃
一般に動物の皮膚は
42℃程度を長時間触れていると
低温火傷を引き起こします。
なので、
知らず知らずのうちに
犬の肉球を傷つけている可能性があります。
犬の肉球が火傷したかどうかの見分け方
夏、気温の高い日に
犬と散歩をしている際に
犬の肉球が火傷してしまった場合、
犬の様子にどんな変化がみられるのか？
以下ような変化が
犬の様子として現れます。
- 足をかばうような歩き方をしている
- 犬が肉球を舐めたり噛んだり気にしている
- 犬の肉級が赤く腫れている
- 犬の肉球に水膨れがある
もしも犬の肉球が火傷してしまったら？【応急処置】
もしも犬の肉球や足が
火傷しているような症状が見られる場合には、
応急処置として次のことをしてみましょう。
- 患部をしっかり冷やしましょう
(流水で流すと清潔に保てます) - 清潔なガーゼやタオルで覆い、
動物病院へ診察を受けましょう。
内部にこもった熱は
ゆっくり時間をかけて進行し、
細胞組織を破壊していきます。
まず最初に
冷やすことが肝心です。
思っている以上に長い時間
できる限り冷やしましょう。
夏の散歩の対策【犬が火傷しないためには？】
犬の肉球を火傷させないために
犬と夏の散歩へ出かける際の
対策を以下でまとめました。
- なるべく草や土の上を歩かせる
- 日陰のある道を選ぶ
- 肉球にワックスを塗り保護する
- 犬用の靴や靴下を履かせる
- 夏の晴れた日は10～19時の時間帯は避ける
(涼しい時間帯を選びましょう) - 散歩前にアスファルトを触って熱さを確かめる
(5秒以上触れない場合は火傷する可能性大)
犬の夏の散歩には
肉球の火傷以外にも
実は様々な危険が伴います。
熱中症などの対策にも
しっかりと心配る意識も忘れないください。
まとめ
犬の肉球を火傷させないために
夏の散歩の危険性や
対策について参考になりましたか？
犬の肉球を守るには
散歩前の対策にかかっています。
しっかりと危険性を把握した上で
犬との散歩の時間を楽しみましょう。
また、
散歩の代わりに
水遊びなどで運動させるのも
良い方法といえるでしょう。
あなたの犬に合った
夏の散歩の対策が見つかりますように。
