子犬の散歩はいつからすべき?【初めて子犬を散歩に連れていく時期】

子犬の散歩はいつからしていいものなのかを、ご存じでしょうか?

 

目が開いて
歩けるようになったら
いいんじゃないの?

 

そんなことないんです。

 

 

子犬が安全に
散歩できるようになる時期や、
初めての散歩をする前の注意点について
この記事で詳しく説明していきます。

子犬の散歩はいつからすべき?


子犬の散歩は
子犬が行きたがれば
いつでも行っていい
というわけではありません。

 

基本的には
3回目のワクチン接種の
2週間後以降が最適とされています。

 

 

子犬は生まれてすぐに
母犬からのお乳をもらうことで、
感染病に対する免疫
母犬から譲り受けますが、
免疫効果があるとされるのが
生後45日から150日位までです。

そのため、
まだ免疫力のない子犬が
散歩に行くのはとても危険な行為で、
3回目のワクチン接種が済んでから
散歩へ行くべきだとされています。

子犬のワクチン接種のタイミング


子犬のワクチン接種の回数やタイミング
獣医師によって多少の違いはありますが、
以下の間隔が目安とされています。

  • 1回目のワクチン接種は生後42日~60日後
  • 2回目のワクチン接種は生後63日~90日後
  • 3回目のワクチン接種は生後84日~112日後

 

ワクチン接種から効果が出てくる
生後98~126日である3カ月~4カ月頃から
徐々に散歩へ行き始められるようになるでしょう。

 

初めての子犬を散歩に連れていく前に


初めての子犬を散歩に連れていく前に
必ず知ってもらいたいことがあります。

 

子犬には生後2~4カ月頃社会化期があり、
その時期には多くの経験、
物や音に触れることが必要とされています。

 

この頃になんの経験もなく
安全なところだけで過ごしてきた犬は
周りの環境に順応していく力
身につけることができず、
怖くて外に出ようとしなかったり、
他の犬や知らない人に吠え掛かるといった
反社会的な性格になる恐れがあります。

「犬用抱っこ紐」や「ドッグカート」が大活躍!


まだワクチン接種の途中段階であったり、
効果が得られない時期でも
子犬の社会性を磨いてあげる方法
「抱っこ散歩」や
ドッグカートを活用した散歩」です。

犬用の抱っこ紐など活用し
子犬を抱っこして散歩することで
知らない景色、車やバイクなどの音、
知らない犬やいろいろな人を
子犬は感じ取ることが出来ます。

 

また、ドッグカートを活用することで
子犬にたくさんの経験をさせることができます。

 

感染症の病原体が潜む
道路や草むらに下ろさなければ、
危険を回避することができるので、
子犬が外に慣れる工夫
生後2カ月頃以降から初めてみましょう。

 

 

子犬と散歩へ出かけよう【そのときの注意点】


子犬自身が歩く散歩の前に
抱っこ散歩などを経験させ、
生後3~4ヶ月以降から
いよいよ散歩させるタイミングとなります。

 

散歩は楽しいものだ
子犬が感じられるように
始めのうちは以下のことを
注意しながら散歩を行いましょう。

  • 散歩の距離は徐々に伸ばす
  • 歩かない場合はおもちゃおやつでつる
  • 明るい時間帯に散歩する
  • 拾い食いしないように注意する
  • 他の犬に威嚇されたら引き離して立ち去る
  • 夏場の場合は暑い時間帯の散歩は避ける
    (熱中症や肉球の火傷の恐れがある)

最後に


子犬の散歩はいつからすべきか
そのタイミングについて解説しました。

愛犬家のあなたにとって
少しでも参考になれば幸いです。

 

子犬が社会性を身につけるためには
散歩は必要不可欠です。

 

子犬にとってとても大切な時期を
飼い主であるあなたがしっかり把握し、
子犬の心のケア体のケアを万全に準備した上で
子犬に散歩の楽しさを伝えてあげましょう。

 

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