子犬が水を飲まない?!
子犬が水を飲まない原因はどんなことがあるのでしょうか?
この記事では
水を飲まない子犬への
水の与え方についてや、
飲まない原因や理由などわかりやすく説明していきます。
目次
水が必要な理由
人それぞれ体質が違うように、
犬の場合も
水分を多くとる犬もいれば少ない犬もいます。
水分が少ないと何か問題があるのでしょうか?
実は、
あまり水を飲まない犬は
病気になりやすい傾向があります。
便秘を引き起こしやすくなったり
さまざまな老廃物がうまく排出されず、
全身の血流が悪く、滞りがちになってしまいます。
また、
結石ができやすくなることで
腎臓病になるリスクが高まったり、
膀胱炎にもなりやすいといわれています。
子犬の一日の必要な水分量は?
子犬が一日に必要とする水分量の目安は
犬の体重1kgに対して
40~60ml程度が正常とされています。
しかし、
それ以上に水を飲みすぎても問題なく、
水の量を制限する必要はありません。
特に夏場は水分量が増えて当然です。
しかし、
子犬が水を飲まない場合、
どんなことが原因として考えられるのでしょうか?
子犬が水を飲まない【その原因や理由とは?】
もしも子犬が水を飲まないとき、
その原因や理由には次のようなことが考えられます。
- 環境の変化
- 水の容器が問題
- 運動不足
- 気温の変化
- 餌で水分が満たされている
- 体調不良 など
特に、
新しくお家に迎え入れたばかりの子犬は
環境の変化からくる緊張や不安で
水分や食欲が低下することはよく見られます。
子犬への水の与え方【飲まないときの対策法】
子犬が水を飲まないとき、
今までの水の与え方から
ちょっとした変化によって水を飲んでくれることもあります。
子犬が水を飲まないときの対策法として
以下の8つを簡単に紹介します。
- 常に清潔な水にする
- 水の容器を変えてみる
- 水飲み場の位置を変えてみる
- 水に香りをつける
- 肉や野菜の茹で汁を与えてみる
- 餌の中に水分を加える
- 水分の多い餌に変える
- 部屋を適度な温度に保つ
※水自体が飲めなくでも、餌の中で水分が十分に摂れていればOKです。
子犬が水を飲まない・食欲がない場合は?
子犬が水を飲まないとき、
上記のような対策を行っても
飲まない、また食欲もない場合は犬用のミルクを与えてみましょう。
ただし、
子犬は離乳直後から
乳糖分解酵素が減少するため、
飲みすぎると軟便や下痢になる場合もあります。
そのため、
少量から様子を見て与えていき、
いずれは水に慣れさせるようにしていく必要があります。
ミルクといっても人間用の牛乳は
犬は消化酵素を持っていないため
消化することができません。
決して与えないように注意してください。
最後に
子犬の頃の水の与え方によって
今後の飲み水の習慣を大きく左右します。
この大切な時期に
水を飲む習慣をつけるためにも
その子犬に合った方法で
自ら飲めるようになる工夫を探してみましょう。
水を飲まないことは
病気になるリスクを高めることにつながります。
子犬の健康を守るためには飼い主の手助けが必要です。