もし柴犬にマンゴーを食べさせるなら
皮や種は取り除くべきでしょうか?
この記事では
柴犬にマンゴーを食べさせても危険なのか?
柴犬のマンゴーの注意点も解説していきます。
目次
柴犬にマンゴーを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にマンゴーを食べさせてもOKです。
マンゴーのおよそ82%は
水分でできていて、
食物繊維も含まれているので
柴犬の便通改善の効果が期待されます。
また、他の栄養素としても
ビタミン、ミネラル類などが
豊富に含まれているため
抗酸化作用によって柴犬の健康維持に役立ちます。
柴犬にとってのマンゴーの適正量とは?
犬のマンゴーの適正量は
犬種やその犬の大きさ、
体質などによって異なりますが、
- 3㎏の小型犬の場合で10g程度
- 15㎏の中型犬の場合で40g程度
- 30kgの大型犬の場合で65g程度
このくらいを目安に与えましょう。
初めて柴犬にマンゴーを食べさせるときには
この適正量を与えることは望ましくありません。
もっと極少量から食べさせ、
徐々に慣れさせていく必要があります。
問題なく食べられるようになったら
適正量まで与えるようにしましょう。
柴犬がマンゴーを与えすぎた場合のリスク
柴犬にマンゴーを与えすぎた場合、
柴犬は、水分の摂りすぎや
食物繊維の摂りすぎによって
軟便や下痢を引き起こすことがあります。
また、マンゴーは
体の熱を取り除くことが期待されますが
食べ過ぎると体を冷やし過ぎて
下痢をすることもありますので
柴犬への与えすぎは禁物です。
柴犬にマンゴーを与える時の注意点
柴犬にマンゴーを与える時の注意点として、以下の3つ挙げられます。
- 果実の部分を与える
- 肥満の原因
- アレルギーに注意
マンゴーの注意点①【果実の部分を与える】
柴犬にマンゴーを与える際は
果実の部分だけを与えるようにしましょう。
皮には農薬残留の危険性があり
消化にも良くないため、
しっかりと皮を剥いてあげましょう。
また、
マンゴーの種は硬く大きいため、
柴犬が誤って食べてしまうと
喉に詰まらせてしまったり、
腸閉塞を起こしてしまう危険性があるため
必ず取り除いて下さい。
マンゴーの注意点②【肥満の原因】
マンゴーは100gあたり64kcalもあるため、
柴犬が食べ過ぎると肥満につながります。
また、
ドライマンゴーや
マンゴープリンといった加工品は
砂糖が添加されていますので
柴犬に与えてはいけません。
マンゴーの注意点③【アレルギー】
マンゴーを食べたことで
アレルギー症状が出る柴犬もなかにはいます。
アレルギーが疑われる症状としては
- 嘔吐
- 下痢
- 皮膚のかゆみ
- 湿疹
- 目の充血
- 元気がない など
その柴犬によってさまざまです。
必ずしもアレルギーとは限りませんが、
柴犬の様子で、異変を感じられたら
動物病院へ連絡しましょう。
その際には
- いつ
- どのくらいの量を食べたか
- どんな様子か
具体的に説明し、
獣医師の指示に従うことをおすすめします。
まとめ
柴犬にマンゴーを食べさせてもOKですが
消化に良くするためにも種や皮を取り除き、
細かく刻んだものを食べさせてあげましょう。
ただし、柴犬が欲しがるままに
マンゴーを与えてはいけません。
愛犬が下痢や肥満で苦しまないためにも
適正量を守り、ご褒美やおやつとして
たまに与えてあげるくらいな気持ちで与えてあげてください。