
犬がにんじんを食べると危険?
結論からいうと
食べさせてもOKです。
では、犬ににんじんを食べさせるためには
どのようにして与えればいいのでしょうか?
この記事では
犬ににんじんを与えるメリットや
与える際の注意点についても
わかりやすく解説していきます。
犬のおやつにニンジンがおすすめ?
冒頭でもお伝えしましたが、
犬ににんじんを食べさせることはOKです。
にんじんは低カロリーな上に
栄養価が高いため、おやつにおすすめです。
肥満気味の犬はもちろんのこと
歯磨き効果もあるため、
犬の歯周病予防としても効果が期待されます。
生のまま食べることもできますが
消化に悪いため、
加熱調理したものを食べさせてあげましょう。
おすすめは、蒸したものを
食べやすく切ってから犬に与えると
栄養も逃さず食べることができます。
犬ににんじんを与えるメリットとは?
犬ににんじんを与えるメリットは
にんじんに含まれる高い栄養素にあります。
にんじんに含まれる主な栄養素は
- ビタミンA
- βカロテン
- ビタミンK
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB1・B2・B3・B5・B6
- ルテイン
- 葉酸
- カルシウム
- カリウム
- 鉄分
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛
- 食物繊維 など
このようなたくさんの栄養素によって
目や皮膚の状態を良くしてくれたり、
体の抵抗力を高めてくれたりと
アンチエイジング効果なども期待されます。
犬ににんじんを与える時の注意点とは?
犬ににんじんを与える時の注意点は
与えすぎないことです。
犬が食べるからといって与えすぎずに
適切な量を見極めてあげましょう。
初めて犬ににんじんを与える時は
少量から慣れさせていき、
アレルギーもなく食べられるようであれば
- 3㎏の小型犬で10g程度
- 10㎏の中型犬で30g程度
- 20㎏の大型犬で50g程度
このくらいを目安量として
犬ににんじんを食べさせてみましょう。
もしも犬が、
にんじんを食べ過ぎてしまうと
消化が上手くできずに
軟便や下痢を起こすことがあります。
消化に良くするために
加熱して細かくしたにんじんを
犬に与えるようにしてあげてください。
ただし!
加熱したにんじんでも
人間が食べるものとして作った
煮物などの味のついたにんじんは
犬に与えてはいけないので注意してください。
犬のにんじんの食べ過ぎは危険??
犬のにんじんの食べ過ぎは
危険だといわれています。
なぜ犬のにんじんの食べ過ぎは
危険だといわれるのか?
その原因は「β-カロテン」です。
β-カロテンは犬の体内で
ビタミンAに変わります。
犬がにんじんを食べ過ぎると
ビタミンAが過剰になり、
肝臓で分解しきれずに
負担がかかってしまうのでは?
といわれているのです。
ただ、ビタミンAは
必要な量だけが変わるので
肝臓に負担をかけるまでには
相当な量のにんじんを犬は食べないといけません。
ですので、
じつはそこまで危険性は高くないです。
ただし!
食べ過ぎによる消化不良は
起こす可能性はあります。
犬の健康のため、安全のためにも
犬にニンジンを与える際は
適量をあげることが大切です。
まとめ
犬ににんじんを食べさせることで
たくさんの栄養が摂れ、
全身の健康状態に役立てることができます。
甘味があるため好む犬も多く
欲しがってしまいがちですが、
その犬に合った適切な量を与えるようにしましょう。
ジャーキーなどもいいですが
にんじんもおやつとして
取り入れてみてはいかがでしょうか?