犬にピーナッツ(落花生)を食べさせてもOK?
人間の場合、ピーナッツは
食物アレルギーを引き起こしやすい
アレルゲン食品として
「特定原材料7品目」に定められています。
犬の場合は
アレルギーは大丈夫なのでしょうか?
この記事では
犬にピーナッツを食べさせてもOKなのか、
ピーナッツを与える時の注意点についても
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
犬にピーナッツを食べさせてもOK?
犬にピーナッツを食べさせてもOK?
その答えは、
食べさせることはOKです!
ピーナッツとは
落花生の殻を取り除き、
薄皮まで取った状態のことを指します。
犬に与える場合
ピーナッツに味付けがなく、
指で潰せるくらい柔らかく茹でたものを
少量であれば食べることに問題ありません。
犬にピーナッツを与えるメリットとデメリット
犬にピーナッツを
与えることによって考えられる
メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
犬にピーナッツを与えるメリット
ピーナッツに含まれる
主な栄養素として
- 不飽和脂肪酸
- ビタミンE
この2つが犬にさまざまなメリットを与えます。
メリット①【不飽和脂肪酸】
ピーナッツに含まれている
オレイン酸、リノール酸などの
不飽和脂肪酸は
悪玉コレステロールを減らしてくれます。
悪玉コレステロールが減ることによって、
犬の動脈硬化予防となり
心筋梗塞や脳卒中の危険回避につながります。
メリット②【ビタミンE】
ピーナッツには
ビタミンEが豊富に含まれており、
抗酸化作用によって犬の老化防止になります。
また、
犬の腸内環境を整えてくれるので
犬の便秘解消にも役立ちます。
犬にピーナッツを与えるデメリット
犬にピーナッツを与えるデメリットは
- 消化不良
- 結石
- 肥満
この3つが考えられます。
デメリット①【消化不良】
犬がピーナッツを食べた後、
消化不良によって
下痢や嘔吐をする場合があります。
特に食べすぎには注意が必要です。
デメリット②【結石】
ピーナッツに含まれている
マグネシウムが原因で
結石などの泌尿器症候群になる場合があります。
デメリット③【肥満】
ピーナッツの成分の半分は
油分からできています。
犬が食べ過ぎたり、
少量でも毎日のように食べ続けると
犬の肥満の原因になります。
犬にピーナッツを与える時の注意点
犬にピーナッツを与える時の
注意点は6つ挙げられます。
- 殻や薄皮は取り除くこと
- 柔らかく茹でた物にすること
- 細かく刻むこと
- 味付きでないもの
- 与えすぎないこと
- アレルギーはないか注意すること
人間の場合、
アレルゲン食品として
ピーナッツは挙げられていますが、
犬の場合にもアレルギーを引き起こすことはあります。
初めて犬にピーナッツを与える時には
少量から様子を見ていき、
徐々に量を増やしながら
アレルギー症状がないことを確認しましょう。
まとめ
犬にピーナッツ(落花生)を
食べさせることはOKですが、
たくさん食べてしまうことは
健康を阻害してしまいます。
犬にとって安全に
健康的に取り入れるためには
注意点を守って与えることが大切です。
また、
ピーナッツを食べられるからといって
他のナッツ類も食べてもいいか?
というとそうではありません。
食べてはいけないナッツ類もありますので
こちらの記事も是非参考にしてみてください。