あなたは飼っている犬に
どのくらいの頻度で
歯磨きをしていますか？
そもそも犬に
歯磨きが必要なんでしょうか？
この記事では
犬の歯磨きの適正頻度や、
犬の歯磨きの必要性、
犬に歯磨きをしないリスクや危険性についても
わかりやすく説明していきます。
目次
そもそも、犬の歯磨きは必要ない？【犬の歯磨きの必要性について】
犬に歯磨きが必要なのか？
その答えは
はい(YES) です！！
基本的には
犬の歯は虫歯になりにくい
性質をもっています。
しかし犬も人間と同じように
毎日食事を採ることで
歯垢といった汚れが付きます。
歯磨きをしないで放っておくと、
その歯垢が3～5日で石灰化し歯石となります。
この歯石が
汚れをどんどん蓄積していく原因となり
さまざまな健康被害を及ぼす可能性があります。
しかも犬の場合、
歯石を取るには全身麻酔をして
処置を行うこともある大掛かりな作業です。
つまり、
歯石にならないうちに
愛犬との毎日の歯磨きで
歯垢をとってあげることが大切になるのです。
犬の歯磨きはどれくらいの頻度でするべき？【犬の歯磨きの適正頻度について】
犬の歯磨きの頻度について
迷っている愛犬家の方も多いことかと思います。
結論からいうと
犬も人間と基本的に同じです。
つまり、犬の場合にも
毎日毎食後に歯磨きを行うのが理想的です。
。。毎日毎食後は、難しいですよね。
なかなか時間が取れなかったり、
歯磨き嫌いな犬も多いため、
「毎日毎食後に歯磨きを行うのは厳しい」
というのが現実だと思います。
なので、1日1回夜寝る前に
ガーゼなどで犬の歯の汚れを拭き取ってあげたり、
歯ブラシを使って歯磨きをすることが望ましいです。
毎日の積み重ねが大事ですので、
少しずつ頑張ってみましょう。
※犬の歯磨きが上手にできない！！
と悩んでいる愛犬家の方は
こちらの記事を参考にしてみてください。
犬の歯磨きをしないと危険！？リスクについて解説
そもそもの話ですが
犬に歯磨きをする理由は
何だと思いますか？
「虫歯予防？？」
と考える方も多いかと思いますが
実は、犬の虫歯の予防よりも、
犬の歯周病の防止が
犬に歯磨きをする1番の理由として挙げられます。
歯周病にかかっている犬の数が恐ろしく多い件
歯周病にかかっている犬の数は
実際ものすごく多いです。
3歳以上の犬は
約80％が歯周病になっている
と言われているほどなのです。
初期の歯周病のサインは
- 歯が黄ばんでいる
- 歯茎が赤く腫れぼったい
- 口臭がする
などが挙げられます。
ここから症状が進み、
重度の歯周病になると
歯だけでなく他の所にも
異常が出る可能性があります。
初期の症状から次第に
歯茎から出血が見られたり、
歯がぐらぐらしてきて
歯が抜け落ちたり、
歯周病菌が血管に侵入して
心臓、腎臓、肝臓などに
影響を及ぼす場合もあるのです。
歯周病になりやすい犬種とは？
特に歯周病を患いやすい犬種や
歯周病を患いやすい健康状態
というのがわかっています。
歯周病になりやすい犬は
以下のような犬になります。
- 短頭種(シーズー、パグなど)
- 小型犬
- 高齢犬
- 病気を患っている時
- 免疫が落ちている時
大型犬に比べて
短頭種や小型犬は
歯の手入れが行き届きにくく、
歯周病になりやすいとされています。
また、
高齢犬や病気の場合は
体力や免疫力が落ちており、
健康な成犬よりも歯周病になるリスクが高いです。
ちなみに
老犬の歯が抜けた場合、
そのほとんどの原因は歯周病です。
まとめ
まとめますと
犬の歯磨きの適正頻度は
毎日毎食後が理想的。
毎日毎食後の頻度が難しい場合は、
1日1回夜寝る前にガーゼなどで
犬の歯の汚れを拭き取ってあげたり、
歯ブラシを使って歯磨きをすることが望ましい。
犬の歯磨きの必要性については
病気などのリスクを回避するために必要。
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病気のリスクについてですが
歯の異常だけではなく、
内蔵疾病まで引き起こす可能性もあります。
なので、
毎日の犬の歯磨きや口腔ケアは
とても大切な愛犬のケアになります。
歯を失ってから、
病気になってからでは遅いのです。
愛犬の健康を守るのは
あなたの役目です。
愛犬がたとえ嫌がっても
責任を持って歯磨きをしてあげましょう。
PS
歯磨きを嫌がる犬の対策や
具体的な歯磨きの仕方について
こちらの記事にまとめましたので
愛犬家のあなたにも是非読んでいただきたいです。
