あなたの愛犬に
最近いつ耳掃除をしましたか?
また、犬の耳掃除を
どのくらいの頻度で行っていますか?
実は知らないと危険?!
この記事では
犬の耳掃除の頻度をお伝えするとともに
簡単なやり方で耳掃除をする方法についても
わかりやすく紹介していきます。
犬の耳掃除はしないと危険?!
犬の耳掃除をしないのは危険です。
基本的に定期的なお手入れが必要となります。
人の耳の構造は入り口から鼓膜、
奥の内耳、中耳まで一直線になっています。
しかし、犬の耳は
鼓膜まで続く外耳道がL字型になっています。
そのため、
通気性が悪く湿度が高くなり、
汚れが溜まりやすい状態になっています。
汚れが溜まると臭いや痒み、外耳炎など
病気の原因になることもあるため、
清潔に保つように心がけましょう。
また、飼い主が耳掃除をすることは
コミュニケーションにもなりますので
犬との信頼関係を築けるキッカケにもなることもあります。
犬の耳掃除の頻度【その目安とは?】
犬の耳掃除の頻度は
週に1~2回を目安としましょう。
毎日耳をチェックすることは大切ですが、
掃除を毎日行う必要はありません。
逆に毎日耳掃除をしてしまうと
耳に強い刺激を与えてしまい、
外耳炎を引き起こす原因になります。
耳の汚れが溜まりやすい犬種
耳の形や耳の中に毛の生えている犬種は
他の犬種に比べると汚れが溜まりやすく、
耳掃除のお手入れは欠かせません。
特に垂れ耳のとされる耳の形は
通気性が悪く蒸れやすいため
菌が繁殖しやすい状況を作ってしまいます。
また、
耳の中に毛が生えている犬は
耳あかや皮脂、ほこりなどと毛が絡まって
耳の病気にかかりやすいです。
耳に汚れが溜まりやすいとされている犬種は以下の通りです。
- ダックスフンド
- シーズー
- プードル
- アメリカンコッカースパニエル
- イングリッシュコッカースパニエル
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- ビーグル
- ラブラドールレトリーバー
- ゴールデンレトリバー
犬の耳掃除をする方法
犬の耳掃除は
週に1~2回のお手入れが必要なため、
自宅で掃除できるほうが望ましいです。
デリケートな部分であるため、
初めは怖いと思われるかもしれませんが、
やり方を覚えれば簡単に行うことができます。
犬の耳掃除をするにあたって用意するものは次の通りです。
- コットン、ガーゼ
- イヤークリ―ナー(洗浄液・ローション液など)
また、
綿棒や鉗子、ピンセットなども
場合によっては必要となります。
犬の耳掃除の簡単なやり方
犬の耳掃除のやり方は
①~④の4つの手順に分けて解説していきます。
犬の耳掃除のやり方①
犬の耳の中に毛がたくさん生えてると
蒸れやすく細菌繁殖しやすい状況を作ります。
そのため、
耳の中の余分な毛をカットするか、
毛の生える方向に沿って抜くようにしましょう。
犬の耳掃除のやり方②
犬の耳の中に
イヤークリーナーを数滴注しましょう。
犬の耳の付け根をつかんで、
マッサージするように液体を耳になじませ
しばらく犬が動かないようにしてください。
犬の耳掃除のやり方③
数分置いて液が行き渡ったところで離すと
犬がブルブルと耳を震わせます。
このときに耳の汚れが飛んでいきます。
犬の耳掃除のやり方④
犬の耳の付け根を押えて浮き出た汚れを
コットンやガーゼできれいに拭き取りましょう。
このとき強く擦らず優しく拭いて下さい。
また、しっかりと乾燥させることも大切です。
まとめ
犬の耳掃除を行うことは
外耳炎などの炎症や
耳の病気を予防することに繋がります。
犬の耳掃除は頻繁なお手入れが必要なため
簡単な方法で自宅で行い、
定期的にかかりつけの病院でも診てもらうようにしましょう。
やり始めは嫌がる犬もいるかもしれませんが
コミュニケーションの一環として
毎日耳のチェックを行い、
週に1~2回耳掃除を行っていきましょう。