リラックスしている?
それとも戦闘態勢?
犬が伏せをする行動には
実は、ちゃんと意味があるのです。
この記事では
犬が伏せをする理由を
詳しくそしてわかりやすくまとめていきます。
目次
犬が伏せをする理由とは?
犬が伏せをする理由には
主に4つのことが考えられます。
- 気持ちを鎮めている
- 敵意がない
- 退屈な気持ち
- 指示を待っている
犬が伏せをする理由【気持ちを鎮めている】
自分の気持ちを落ち着かせようとして
犬は伏せをすることがあります。
- 嬉しくてはしゃぎたい時
- 不安で落ちつかない時
などなど、
そういったソワソワした気持ちを
自分自身でコントロールしようと
犬は伏せをしてじっと耐えることがあるのです。
この対照的な2つの気持ちを
落ち着かせることのできる犬はとても賢いです。
犬が伏せをした時に
ぜひ確認してみてください。
もしも犬が伏せをしている理由が
この「気持ちを鎮めている」であれば
その行動に気がついた時には
褒めてあげたり、ご褒美をあげてもよいでしょう。
犬が伏せをする理由【敵意がない】
敵意がないことを表現するために
犬は伏せをすることがあります。
犬は、伏せの行動をして、
体を低く構えることで
相手に対して敵意がないことを示す場合があるのです。
犬の伏せの多くの意味は
争いごとを避けるための
服従の意味として思われがちですが、
相手に対して親しみを表す場合にも
犬は伏せをすることがあります。
犬が伏せをする理由【退屈な気持ち】
自分の思い通りにならなかったり、
退屈な時間が続いて
現状に物足りなさを感じたときに
犬は伏せをすることがあります。
その場合の犬の特徴として
尻尾や耳が垂れ下がり、
呼びかけても反応が薄い様子が見られます。
退屈な気持ちが原因で
犬が伏せをする場合には
何かしらに不満やストレスを
抱えているのかもしれません。
飼い主として
原因を探ってみましょう。
犬が伏せをする理由【指示を待っている】
犬は伏せをしながら
飼い主であるあなたの指示を
待っていることもあります。
この場合は
あなたと犬との上下関係が成り立ち、
信頼しているからこそ見られる行動です。
また、
あなたがしつけたことを
しっかり理解した犬だからこそ、
食事の時間や散歩時間などに
騒いだり吠えたりすることなく、
じっと待っていられるのかもしれません。
犬が伏せをする行動の必要性
犬にとって伏せをすることは
必要な行動です。
犬自身が
気持ちを落ち着けるためにも、
飼い主の指示を聞けるためにも、
自ら伏せを行えることは
犬にとって安全なことでもあります。
気持ちをコントロールできない犬は
興奮のあまり自分勝手に
行動をとってしまったことで、
思わぬケガや事故に遭う危険性が高いです。
しかし、
伏せが出来ることで
犬は興奮を押さえることができたり、
飼い主の指示を聞けることができるため、
そういった危険から回避することが出来るでしょう。
まとめ
犬が伏せをする理由は
大きくわけると以下の4つ。
- 気持ちを鎮めている
- 敵意がない
- 退屈な気持ち
- 指示を待っている
犬が伏せをする理由として
「敵意がない」ということは
多くの愛犬家に知られているイメージですが
他の理由については
知らなかった方も多いのではないでしょうか。
犬の伏せの行動には
気持ちを落ち着かせたり、
飼い主に対する服従心も関係しているのです。
犬の伏せの行動は
ただ休んでいるポーズに見えますが
そこには飼い主と犬との関係性が
大きく表れることがあります。
愛犬の伏せの意味を
毎回読み取ることは
容易なことではありません。
大切なことは
犬の気持ちに寄り添う気持ちをもつこと。
「犬の伏せの気持ちを読みとろう」と、
あなたが犬の気持ちに寄り添うことで
あなたと愛犬の信頼関係は
より一層深まっていくことでしょう。