犬に触ると突然怒り出した!
そんな経験はありませんか?
触る場所がいけないの?
何に怒っているの?と
不思議に思っている方へ。
この記事では
触ると怒る犬の気持ちや
その接し方、しつけの方法を
わかりやすく解説していきます。
目次
触ると怒る犬の気持ち
触ると怒る犬の気持ちとしては、
一時的に怒っている場合と
性格的なことが原因で
怒っている場合とがあります。
どのような状況の時に
犬が怒っているのか、
犬を撫でたときにその理由を探ることが必要でしょう。
なぜ、触っただけで
犬は怒るのでしょうか?
触ると怒る犬の気持ちとして
以下の2つが理由の場合あります。
- 一時的なもの
- 性格的なこと
一時的なもの【触ると怒る犬の気持ち】
以下のような
一時的なある理由から
犬が怒っている場合が考えられます。
- 食べ物を取られたくない
- ケガや病気をしている
この場合には
犬の状況等にしっかりと
気を配ってあげてください。
性格的なこと【触ると怒る犬の気持ち】
触っただけで犬が怒る理由として
その犬の性格的なことが関係している可能性もあります。
- 上下関係が成り立っていない
- 触られたくないところがある
- 恐怖心
などなど
考えられる犬の気持ちは
それぞれありますが
ほとんど場合は飼い主のしつけ次第で
問題の解決に向かいます。
犬が怒った時の接し方としつけ方
犬が怒った時の接し方や
しつけ方をマスターすることで
犬との信頼関係を
少しずつ築いていけるでしょう。
触ると怒る犬の気持ちの
一時的なものから
性格的なことまでの
5つを分けて説明していきます。
食べ物を取られたくない時
犬は食事の際に触られると
食べ物が取られると思い、
唸り声をあげたり、
怒って噛みつこうとすることがあります。
このような様子の時に
無理やりご飯を触ったり、
取り上げてしまうことは
かえってよくありません。
一口で食べてしまうような少ない量を
飼い主が手で直接食器へ入れていき、
食器や食べ物に触れられることに
犬が慣れる必要があります。
ケガや病気をしている時
犬はどこかケガや病気で
痛がっているときに
その箇所に触られないように
と怒り出すことがあります。
突然犬が触られることを
嫌がった場合は、身体に異変がないか見てみましょう。
目視で確認できない場合には
動物病院での検査が必要かもしれません。
犬の様子を観察しましょう。
上下関係が成り立っていない時
犬を撫でるときに
歯をむき出しにして
唸り声をあげるようであれば、
犬は自分の立場が上で
飼い主のことを下に
見ている可能性があります。
犬はリーダーを決め、
順位をつけて行動する生き物です。
家族の中でも
触っても怒る人と
怒らない人がいるならば、
犬の中で順位がつけられている可能性があります。
犬との主従関係を
見直す必要があります。
触られたくないところがある時
その犬によってさまざまですが
犬にも触られたくない場所があります。
主に多いとされるのが
- しっぽ
- 足先
- 口周り
- 耳の先
を嫌がる傾向にあります。
上下関係のできている
飼い主であれば
触れられても大丈夫
という場合もありますが、
知らない人に
上記のような箇所を触られると
怒り出す場合がありますので注意が必要です。
割と犬が好みやすい
胸からお腹にかけてや
眉間を触って様子を伺いましょう。
恐怖心がある時
犬は事故や何気ない行動、
しつけで叩かれたことが原因で
人の手に対して
トラウマを抱えているときに
唸ることがあります。
このことを
「ハンドシャイ」と呼び、
人からは怒っているように見えますが
実際は恐怖心から威嚇しているのです。
無理に触ろうとすると
噛まれてしまうこともありますので、
おやつなどを与えながら
人の手に慣れさせるように時間をかけましょう。
犬が触れられて怒った時の解決方法
犬が触れられて怒るような場合には
飼い主との主従関係が
できていないことが多いです。
本来なら正しい主従関係は、
子犬の頃のしつけによって成り立つものです。
犬の名前を呼んで
アイコンタクトをとり、
「待て」や「おすわり」などの
指示を出すという習慣を身につけさせ、
犬が優位性を表さないようにします。
成犬になってからのしつけには
時間はかかりますが、
根気強く続けていくことで
主従関係や信頼関係が結ばれることでしょう。
まとめ
触ると怒る犬の気持ちについて
お分かりいただけましたか?
まずは、
犬が何に怒っているのか
気持ちを読み取ることから始めましょう。
その気持ちを理解した上で
どのように対処し、
克服していくのかを考える必要があります。
犬との生活を
より楽しいものにしていけるように
前向きにしつけていきましょう。