子犬をいよいよ迎え入れ
トイレトレーニングをしなくては
と思ったものの、
何を用意して、いつから?
どんな風にしつけをしたらいいの?
と疑問に思っている方へ。
この記事では
子犬のための
トイレトレーニングの
しつけ方やコツを
わかりやすく紹介していきます。
いつから子犬へトイレトレーニングを始めるべき?
子犬へトイレトレーニングを
開始する時期は
迎え入れたその日から
始めるようにしましょう。
始めると言っても
初日のうちは
「ここがトイレの場所だよ」と
教えてあげるだけで構いません。
今日来たばかりで
疲れているであろう子犬に
あれもこれもとしつけをしたり、
失敗を叱ることは厳禁です。
本格的なトイレトレーニングは
翌日からスタートしていきましょう。
子犬へトイレトレーニングするための準備
子犬へトイレトレーニングを
始めるにあたって
いくつか必要なものを
準備しておきましょう。
- トイレトレー
- トイレシート
- ゲージ
ゲージについてですが
ベッドとトイレとは別々のゲージ、
あるいは仕切りがある方が望ましいです。
飼い始めた初日から開始したいので
迎え入れる前に用意しておきましょう。
また、
清潔さを保つために
掃除用品も用意が必要です。
子犬のためのトイレトレーニング
子犬のための
トイレトレーニングを行うにあたって
次の4つのコツがあります。
- トイレトレーニングは初日から始めること
(最初の1週間が重要です) - 失敗しても叱らない
- 焦らず時間をかけてトレーニングすること
(目安は2~4週間ほどです) - できるようになっても
生後10カ月くらいまでは
褒め続けてあげましょう。
トイレトレーニングのコツを押さえて
いよいよ本格的なしつけ方です。
トイレトレーニングのしつけ方
子犬のトイレのトレーニングのしつけ方を
(1)~(6)の6つの手順に分けて
解説していきます。
トイレトレーニングのしつけ方(1)
トイレの場所となる
ゲージの中全面に
ペットシーツを敷いて
子犬を中へ入れます。
もしも、
同じゲージの中に
ベッドが一緒であれば
そこにはシーツは
置かないでください。
できれば、
ベッドとトイレのゲージは
別々にしましょう。
トイレトレーニングのしつけ方(2)
子犬が排泄する前には
どんな様子か、
どんなタイミングで排泄しやすいかなど
行動パターンを
よく観察しましょう。
よく見られる行動では
床のニオイをかぎ、
クルクルと回り始めたりします。
また、
排泄しやすいタイミングは
- 寝起き
- 食事の前後
- 遊んだ後
などが多いです。
トイレトレーニングのしつけ方(3)
子犬がペットシーツの上に排泄できたら
その場ですぐに褒めてあげます。
褒めた後に
おやつのご褒美や
30分ほど遊んであげたりし、
ここでトイレをすればいいことがある
と子犬に学習させます。
トイレトレーニングのしつけ方(4)
もしもゲージに入れてから
15分ほど経っても
排泄する様子がなければ
少しゲージから出してあげましょう。
そして、
15分ほど遊んであげ、
またゲージに入れて
排泄するのを待ちましょう。
これを繰り返し行います。
トイレトレーニングのしつけ方(5)
排泄するタイミングがつかめたら
「シーシ」や「ワンツー」といって
排泄を促すコマンドをつけてあげます。
(掛け声は家族で共通した言葉にしましょう)
そうすることで、
いずれは
コマンドで子犬自らが
トイレに行くようになります。
トイレトレーニングのしつけ方(6)
排泄はシーツの上でする
ということが
少しずつ理解できるようになってきたら
徐々にゲージの中の
シーツを敷く面積を狭めていき、
最終的には
トイレトレーに収まるように
していきましょう。
まとめ
子犬へトイレトレーニングするには
飼い主の協力がなくては習得することが出来ません。
まずは
子犬へトイレトレーニングを
進めるにあたっての
環境を整えてあげましょう。
そして、
清潔にすることも心がけて
排泄した場合には
すぐに片づけるようにしましょう。
トイレトレーニングは
焦らず、叱らず、
ゆっくりと進めていくことが
成功への近道です。
1カ月以上トイレトレーニングをしても
なかなか結果が得られない場合には
専門の方へ相談してみることや
犬のしつけ教室に通うことも検討してみましょう。