リーダーウォークという言葉を
聞いたことがありますか?
この言葉を初めて知った方、
知っているけど必要性を感じていない方など、
今日を機にリーダーウォークの魅力について
知ってもらいたいと思います。
この記事では
リーダーウォークの意味や
その必要性やメリットなど
わかりやすく説明していきます。
リーダーウォークとは?その意味とは
リーダーウォークとは
飼い主が主導権を握って
犬を散歩させることを意味します。
飼い主の歩くスピードであったり、
行き先であったり、
立ち止まった時には犬も立ち止まれるかなど
飼い主をリーダーとして認め
その指示に従って散歩を行えるかどうかです。
リーダーウォークの必要性
犬はもともと群れを成して生活していく動物なので
群れの中ので順位をつけることが当たり前です。
飼い主であるあなたがリーダーシップを取らないと
犬は自分の方が立場が上だと勘違いして
好き勝手するようになってしまいます。
安全に快適な散歩を楽しむためには
リーダーウォークを身につけることはとても大切です。
あなたの愛犬はできる?リーダーウォークの基本
犬にも飼い主にとっても必要とされる
リーダーウォークについて
その基本ができているのかいないのか、
次に挙げた5つのことで判断してみましょう。
- 人の左側を歩く
- 人より前へ出ないで歩く
- 飼い主の方向転換に合わせられるか
- 飼い主が立ち止まったら立ち止まれるか
- 歩き出したタイミングで歩きだせるか
上記のような
方向転換したり立ち止まったり
歩くスピードを上げたときに
左側の位置を一定に守り、
きちんとついてくる様子であれば
完璧にリーダーウォークをマスターしているといえます。
リーダーウォークができることでのメリット
リーダーウォークができることで
犬や飼い主に与えるメリットは主に3つ挙げられます。
メリット1【危険回避】
リーダーウォークができると
曲がり角から不意に人や犬に遭遇したり、
突然自転車などが現れたとしても
犬が飛びついたり吠えだすような行動にはなりません。
飼い主がすぐに立ち止まることで
犬も立ち止まることができ
それ以上何か行動を起こそうとはしなくなります。
また、
飼い主の横にピタッとついてこられるようであれば
人混みの中でも安心して一緒に歩くことができますし、
拾い食いするといった行動も起こしません。
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メリット2【体の負担を減らす】
リーダーウォークができない引っ張り癖のある犬は
散歩中に首の骨、気管支、腰、膝など
身体に大きく負担をかけています。
飼い主自身も犬に引っ張られまいと
リードをグイグイ引っ張り続けては
もし犬が力を抜いたとしたら
後ろにひっくり返ってしまう可能性もあり
大変危険なのです。
お互いに体の負担をなくすための散歩には
リーダーウォークが役立ちます。
メリット3【精神的な落ち着き】
リーダーウォークの散歩では
リードは軽くゆるんだ状態で散歩し続けられます。
犬の足は4本とも均等に地面を踏んで歩きます。
このようにお互いに極力負担がないことで
精神的にリラックスした状態で散歩し
落ち着けることから
飼い主の指示も犬に伝わりやすく
心と体のバランスがうまくとれます。
まとめ
リーダーウォークの意味を理解して
厳しいしつけなのでは?と感じた方も
もしかしたらいるかもしれません。
しかし、
犬の心や体に負担をかけずに、
危険な行動から身を守ってあげるためには
その厳しさも大切だと感じていただきたいです。
犬も飼い主自身も
リーダーウォークを習得するとこで信頼関係を結び
ラクに楽しい散歩の時間を目指してみませんか?