甘噛みしてくる犬の
しつけ方法をご存知ですか？
そもそもなぜ犬は
甘噛みしてくるのでしょうか？
犬が甘噛みをする理由は１つでなく
状況や時期などによってその理由は変化します。
犬の甘噛みを止めさせるためには
まず、どんな理由で
犬が甘噛みをしているのか？
その理由の種類を把握する必要があります。
この記事では
犬の甘噛みを止めさせる方法について
それぞれの理由別で解説していきます。
目次
犬の甘噛みを止めさせる方法
犬が甘噛みしてくるのを
止めさせたいと思っている方は
甘噛みしてくる理由を探る必要があります。
犬が甘噛みする理由は
- 上下関係の確認
- 遊びの延長
- ストレス
- 歯の生え変わり
- 狩猟本能
と主に5つあるとされ、
その理由に合った対処法や
しつけ方法が必要となります。
犬の甘噛みをやめさせる方法【甘噛みの理由が上下関係の確認の場合】
犬が上下関係の確認のために
甘噛みをしてきたときは、
例え痛くなくとも大げさに痛がりましょう。
そしてすぐに止めさせて、
強い声で「ダメ」と
解らせることが大切です。
軽く口を掴んだり、
犬の動きを封じることは
より解らせるためには有効です。
もし動き回って
興奮が治まらないときには
一切無視してみるのもよいでしょう。
遊びの延長で犬が甘噛みをした場合の対処方法
犬はじゃれ合って
遊んでいるつもりでも、
甘噛みの癖をつけることはよくありません。
将来、犬が大きく成長したときに
噛むことが当たり前になってしまい
他の人へ危害を加える可能性が高くなってしまうからです。
もしも犬が
遊んでいるときに甘噛みをしてきたら
遊ぶのを一旦止めて無視したり、
おもちゃなどを取り上げましょう。
そして、そのようなしつけを
何回か繰り返してください。
繰り返ししつけを行うことで、
甘噛みをすると遊んでもらえなくなることを
犬は学習して、理解することができます。
ストレスが原因で犬が甘噛みをする場合の対処法
ストレスが原因で
犬が甘噛みをする場合には
注意が必要です。
ただただ叱ってしまうと
犬にさらなるストレスを
与えてしまうことになるからです。
まずは！
犬のストレスの原因を
考えることが大切です。
そして
犬のストレスを解消させることを
1番に考えてあげてください。
犬の甘噛みをやめさせるための1番の方法は
まず犬の気持ちを理解することです。
寂しい気持ちや
かまってほしい気持ちの要求には
応えてあげることで問題の解決に向かいます。
犬の甘噛みをやめさせる方法【甘噛みの理由が歯の生え変わりの場合】
乳歯から永久歯の生え変わりにより
歯がむずがゆくて
噛んでいたい様子であれば、
安全で多少硬めのおもちゃや
歯磨きガムを与えてみましょう。
この犬の甘噛み行動は
歯が生え変われば
自然と治まってきますので
見守ってあげましょう。
狩猟本能による犬の甘噛みの対処法
本能的な犬の甘噛み行動に対して
全てを制限してしまうと
ストレスが溜まる可能性があります。
噛んでいいもの、
噛んではいけないものを
しっかり区別することがよいでしょう。
また、
狩猟本能を掻き立てるような
おもちゃを使用して
ストレスを発散させてあげましょう。
犬が甘噛みをし始める前に！注意すべきこととは？
犬が甘噛みをし始めるのは
犬種によって誤差はありますが、
生後3カ月以降の場合が多いです。
犬のしつけのために
その時期の遊び方について
2つ注意点があります。
- 噛まれても引っ張らない
- 人の手や足、髪の毛等を甘噛みさせない
どちらの場合だとしても
犬は飼い主と遊んでいると思っています。
人の手足等の甘噛みを許していると
噛み癖がついてしまうことも十分あります。
犬に勘違いさせないようにするためにも
犬と遊んでいる時に甘噛みさせる場合には
噛んでもよいおもちゃを与えましょう。
まとめ
甘噛みしてくる犬の
しつけ方法や対処法は
甘噛みしてくる理由によって
変えていきましょう。
子犬時期の可愛いじゃれ合い
と思って見過ごすと、
犬が成長したとき
しつけようと叱っても
犬は理解できません。
ダメなことは幼いころから
しっかり理解させることで、
あなたと犬との信頼関係も
築いていけることでしょう。
