「一日一個のりんごで医者いらず」
ということわざがあるほど
栄養たっぷりなりんごですが、
柴犬的にも食べていいことがあるのでしょうか?
この記事では
柴犬にりんごを食べさせてもOKか?
りんごを与えるメリットや注意点について
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
柴犬にりんごを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にりんごを食べさせることはOKです。
りんごには、柴犬が中毒を起こすような
危険な成分は含まれていません。
柴犬にとっても栄養価の高い食材といえます。
りんごは生だけでなく、
煮る、擦る、焼くなどさまざまな方法で
美味しく食べることができる万能なフルーツです。
柴犬の場合にも
生で食べさせることは可能ですので
簡単に取り入れやすくておすすめです。
柴犬にりんごを与えるメリットとは?
柴犬にりんごを与えるメリットは
りんごに含まれる栄養成分にあります。
主に効果の期待される栄養素は
以下の5つが挙げられます。
- ポリフェノール
- ペクチン
- 有機酸
- ビタミン
- カリウム
りんごのメリット①【ポリフェノール】
りんごに含まれるポリフェノールは
りんごの皮に多く存在します。
ポリフェノールには抗酸化作用がありますので
活性酸素を抑えて老化防止やがん予防に効果的です。
また、筋肉を増強し
脂肪を減少する働きがあるため
ダイエット中の柴犬にも向いています。
りんごのメリット②【ペクチン】
ペクチンはりんごの皮に多く含まれる
水溶性の食物繊維です。
腸に届くと腸の中に溜まりがちな不純物を
体外に排出させ、腸内環境を整えてくれます。
乳酸菌の繁殖を促して
善玉菌を増やし
悪玉菌を排除する働きもあるので、
便秘解消や免疫力UPに効果的です。
りんごのメリット③【有機酸】
りんごの中で有機酸と呼ばれるものは
- クエン酸
- りんご酸
が挙げられ、疲労回復に効果的です。
また、炎症を抑え
殺菌作用にも効果があるので
胃腸が荒れている時にもおすすめです。
りんごのメリット④【ビタミン】
りんごにはビタミンCを始め、
ビタミンE、B1、B6などが
バランスよく含まれています。
基本的に、ビタミンCは
柴犬の体内で合成できるのですが、
免疫力の落ちている柴犬にとっては
通常よりも多くビタミン類を必要としますので
積極的にとっていくことは問題ありません。
りんごのメリット⑤【カリウム】
りんごに含まれているカリウムは
腎臓病予防に効果的です。
カリウムには余分な塩分を
体外に排出する働きや利尿効果があります。
また、高齢になってから罹りやすい
腎臓病や高血圧の予防や症状の軽減に繋がります。
柴犬にりんごを与える時の注意点とは?
柴犬にりんごを与える時の注意点は
柴犬にとって安全で食べやすく、
消化によくしてあげることです。
ポイントをまとめると、以下の5つです。
- 農薬やニスがついている可能性があるのでよく洗う
- りんごを皮ごとすりおろすか、細かく刻む
- すりおろす場合は陶器やプラスチックがよい
- 酸化が早いため、切ったりすりおろしたものはすぐに与える
- ビタミンC、B1は加熱によって壊れるので生のままがおすすめ
まとめ
柴犬にりんごを食べさせてもOKで
生で皮ごと与えることをお勧めしますが
皮は消化に悪いため、
すりおろして早めに食べさせてあげましょう。
また人間の場合は
「一日一個のりんごで医者いらず」ですが
柴犬の食べる量では一個は多いため、
中型犬(11~20㎏程度)の場合で
一日量を20gくらいを目安に
食べさせるようにしましょう。