柴犬がくるみを食べると危険?【柴犬のくるみの注意点】

柴犬がくるみを食べても大丈夫?

 

栄養価が高いとされるくるみは
単体で食べるだけでなく、
お菓子やパンなどいろいろなものに入っています。

 

柴犬にくるみを与えてもいいのでしょうか?

 

この記事では
柴犬がくるみを食べると危険なのか、
食べる場合の注意点についても
わかりやすく解説していきます。

柴犬がくるみを食べると危険なの?

柴犬がくるみを食べることは
少量であれば問題ありません。

 

くるみはナッツ類のなかでも栄養価が高く、
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの
不飽和脂肪酸が含まれています。

不飽和脂肪酸は
柴犬も人間も体内で作ることができない必要な栄養素です。

 

柴犬にとっては毛並みや毛艶を良くしてくれます。

また最近では
皮膚炎やがん予防、免疫力向上、
認知症予防などにも効果が期待できるとされています。

 

 

またミネラルも多く含み、
その中でも特にカリウム、リンなどが豊富です。

これらは
歯や骨の構成、
腎臓の機能を高める効果があるため
成長期から高齢期のどんな時期にも必要な栄養素といえます。

 

柴犬にとってこんなに体にいい成分が
たくさん含まれている「くるみ」ですか
どうして柴犬は少量しか食べてはいけないのでしょうか?

 

柴犬がくるみをたくさん食べない方がいい理由

豊富な栄養素を持ち
柴犬の体に良い効果をもたらすくるみですが、
たくさん食べない方がいいとされる理由には
次の3つのことが考えられます。

  • 食物繊維
  • カロリーオーバー
  • アレルギー

 

食べない方がいい理由①【食物繊維】

くるみには100g中7.5gの食物繊維が含まれています。

柴犬が食物繊維を多くとりすぎると
消化不良を原因とした下痢や嘔吐、便秘をすることがあります。

適度には食物繊維も必要ですが、
摂りすぎは体調不良を引き起こします。

 

食べない方がいい理由②【カロリーオーバー】

くるみは100g中674kcalあります。

くるみには多くの脂質が含まれ、
不飽和脂肪酸という
太りにくい油分ではありますが、
多く摂りすぎるとカロリーオーバーとなり肥満の原因となります。

 

食べない方がいい理由③【アレルギー】

くるみだけに限りませんが、
ナッツ類でアレルギーを発症する柴犬もいます。

 

アレルギー体質の柴犬には無理に食べさせる必要はありません。

また、
初めてくるみを食べさせるときは
ごく少量から与えるようにし、
体に異変がないかを観察しながら少しずつ与える必要があります。

 

柴犬にくるみを与える際の注意点

もしも柴犬にくるみを与える場合には
いくつかの注意点があります。

  • くるみの殻は与えない
  • 細かく砕く
  • 塩分糖分の付いていないもの
  • 加工食品は与えない
  • 少量にする
  • 毎日は与えない
  • 食後の様子に注意する
  • 便の様子を確認する

 

このように、
柴犬の健康面、安全面を考えて
与え方や量だけでなく、
その後の様子にも気を付けるようにしましょう。

 

まとめ

柴犬がくるみを食べるのは
少量であればおすすめしたい食べ物です。

 

しかし、
いくら健康食材と思っても
食べ過ぎは体調不良や生活習慣病を招いてしまうことに繋がります。

 

くるみは適量与えるようにし、
柴犬の健康を守る食材として役立てていきましょう。

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