ずっと一緒にいたい気持ちから
ついてくるだけなのでしょうか?
他にも理由があるのでしょうか?
この記事では
犬がついてくるのはなぜか?
いぬが飼い主と離れない理由について徹底的に調べました。
目次
犬がついてくるのはなぜ?【いぬが飼い主と離れない理由】
家中どこにでもついてくる愛犬の姿に
「可愛いな~」と思い、
ついつい甘やかしたくなりませんか?
飼い主の側にいたいと
ついてくる気持ちはもちろんありますが、
他にも理由があります。
犬が飼い主についてくる理由は
主に次の6つのことが考えられます。
- 愛情表現
- 不安分離
- 本能的なもの
- 良い出来事を期待
- 環境の変化
- 加齢や健康問題によるもの
離れない理由①愛情表現
まず第一に考えられるのが
飼い主が大好きだという愛情表現でしょう。
過度な甘やかしはなく、
しつけがしっかりできており、
留守番も問題なくできるなどといった場合
飼い主と犬との信頼関係が築けているでしょう。
例えしつけが厳しくとも
飼い主からの愛情を犬が理解し、
慕っている気持ちから飼い主の側にいたいのかもしれません。
離れない理由②不安分離
過度に甘やかすことで
飼い主から離れられなくなっていたり、
過去に飼い主がいない時に
何かつらい経験をした場合に
飼い主から離れないということがあります。
これを「分離不安」といいます。
分離不安になると
飼い主が少し見えなくなるだけで吠えたり、
問題行動や体調を崩してしまう犬もいます。
そういったことが見られる場合は
一人でも居られるようにトレーニングが必要です。
離れない理由③本能的なもの
本来犬は群れで生活していたため、
一番強いリーダーに従う習性があります。
野生でない今もその本能が残っており、
犬自身が家族の中で順位分けした
一番上と思うリーダーについてまわるのです。
それは信頼している証でもあります。
離れない理由④良い出来事を期待
飼い主についていけば
おやつがもらえたり、
何かいいことがあるかもと期待して
ついて回ることがあります。
そういった場合は過去にいい思いをした経験があるからです。
あまり甘やかしすぎて
毎回おやつを与えていると肥満になり
健康上よくありません。
また、
要求すれば必ずもらえると思い、
どんどんワガママになっていきます。
だらだら食べさせたりはせず、
決められた時間に適正な量を与えるように心がけましょう。
離れない理由⑤環境の変化
引っ越しなど環境の変化によって
不安なあまり飼い主から離れられないことがあります。
また、
ハウスの位置を変えたり、
部屋の模様替えをしたり、
家族が増えたり減ったりすることでも見られます。
環境に慣れるまでは
少しコミュニケーションの時間を増やしてあげましょう。
離れない理由⑥加齢や健康問題によるもの
高齢犬になると不安心が強まり、
夜泣きをしたり飼い主から離れられなくなることがあります。
また、
その行動が認知症の症状であることもあります。
もちろん高齢犬でなくでも
病気やケガによって
飼い主について回ることがありますので、
いつもと違う様子が見られる場合は
かかりつけの病院で診てもらうと安心でしょう。
まとめ
犬がついてくる行動はとても愛おしく、
飼い主も嬉しい気持ちになりますが
犬が飼い主から離れない理由を探ることが大切です。
愛犬の気持ちを安定させるためや、
病気ケガなどにいち早く対処してあげることも飼い主としての役割です。
また、
甘やかしすぎずに
しつけはメリハリをつけて行い、
コミュニケーションの中に
甘えさせてあげる時間を作るとより信頼関係が深まることでしょう。