もしも柴犬にゴマを食べさせる場合、
いりごま?すりごま?
白いゴマ?黒いゴマ?
どんなものを選んであげたらいいのでしょうか?
この記事では
柴犬にゴマを食べさせてもOKなのか、
ゴマを与えるメリットや注意点を
わかりやすく解説していきます。
目次
柴犬にゴマを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にゴマを食べさせてもOKです。
ゴマには、柴犬の体にとって
中毒となるような成分は含まれていません。
なので過剰に与えなければ問題ありません。
ごまの成分は50%が油分、
20%がたんぱく質、
残りの30%がビタミン、
ミネラル、食物繊維でできています。
小さいながらも
栄養の詰まったものなのです。
白ゴマと黒ゴマ、どちらがおすすめ?
ゴマの中には抗酸化作用のある
セサミンが約0.5~1%ほど含まれています。
積極的に摂りたいセサミンは
油脂成分の多い白ゴマのほうが多いようです。
しかし、
黒ゴマの皮に含まれるアントシアニンにも
抗酸化作用があるため、
どちらを与えても栄養的には大差はありません。
柴犬にゴマを与えるメリットとは?
柴犬にゴマを与えるメリットは
- セサミンの効果
- 食物繊維が豊富
この2つが挙げられます。
セサミンの効果
ゴマに含まれるセサミンとは
ゴマグリナンの一種で
脂溶性の抗酸化物質になります。
抗酸化作用のあるセサミンを摂取することで
- 老化防止
- ガンの予防
- コレステロール低下
- 動脈硬化の予防
- 肝機能の改善
- 脂肪酸の代謝促進
- 血圧低下 など
このような
柴犬のアンチエイジング効果が期待できます。
食物繊維
ゴマには食物繊維が
多く含まれています。
この食物繊維は腸内環境を整え、
腸内細菌を良好に保つ働きをするため
便秘気味の柴犬には効果的です。
ただし与えすぎは
下痢を引き起こすこともあるので
柴犬には少量を与えるようにしましょう。
柴犬にゴマを与える時の注意点とは?
柴犬にゴマを与える時の注意点として
以下の2つ挙げられます。
- 消化によくすること
- アレルギーに気を付けるとこ
注意点①【消化に良くする】
ゴマは一粒一粒が
固い殻に包まれているため
そのまま柴犬に与えてしますと
栄養をうまく吸収できず
便として排出されてしまいます。
消化によく、
栄養も吸収しやすくするためには
ゴマをすり潰してあげることです。
ただし
すり潰したごまは酸化しやすいので、
柴犬に与える直前にすり潰してあげる方が望ましいです。
注意点②【アレルギーに気を付ける】
柴犬によっては
ゴマでアレルギーを起こす場合があります。
アレルギーがある場合の症状として
- 体の痒み
- 嘔吐
- 下痢
- 目の充血 など
このような症状が見られた場合には
動物病院で診てもらいましょう。
アレルギー症状が出ないか
柴犬の状態を確認するためにも
初めて与える食べ物は、
必ず少量与えて異常がなければ
少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
まとめ
柴犬にゴマを食べさせることはOKです。
抗酸化作用が期待されるので
健康的な体作りのために
積極的に取り入れても問題ない食材となります。
しかし、
ゴマは食物繊維や油分が多いため
柴犬が下痢を起こしたり
肥満の原因となることもありますので
適量与えるようにしましょう。