犬が自分の肉球や手足を噛むことに
何か意味があるのでしょうか？
犬がこの行動を
頻繁に行うようであれば
その原因は何なんだろう？
と、気になる飼い主も多いかと思います。
そこでこの記事では
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む理由や意味について
わかりやすく解説していきます。
目次
犬が自分の後ろ足や前足、手などを噛む理由
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む行動には
さまざまな理由があり、
大きく分けて3つ考えられます。
- ストレス
- 病気やケガ
- 暇つぶしや癖
犬が自分の後ろ足や前足、手などを噛む理由【ストレス】
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む原因となる
ストレスには以下のような種類が考えられます。
- 留守番が寂しい
- 運動不足
- 食事に満足していない
- 環境の変化
- 不安、緊張
- もっと構ってほしい
犬が自分の後ろ足や前足、手などを噛む理由【病気やケガ】
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む理由が
病気やケガの場合は
- 痒みや炎症によるもの
- 痛みや違和感によるもの
この2つが主に考えられます。
痒みや炎症によるもの
痒みや炎症が起きる原因は
- シャンプーのすすぎ残しによる炎症
- ダニやノミのアレルギー反応
- 汚れの蓄積による炎症
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 膿皮症
- 肉球の火傷 など
このような病気や症状が挙げられます。
痛みや違和感によるもの
痛みや違和感が原因の場合には
外出時の散歩はもちろんですが、
意外と家の中のフローリングでも
肉球を傷つけたりケガをしてしまいます。
傷やトゲのほかにも
乾燥によるひび割れ、出血なども
犬が噛んでしまう原因になります。
犬が自分の後ろ足や前足、手などを噛む理由【暇つぶしや癖】
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む行動の原因が
退屈で暇つぶしの場合には
その行動は癖になりやすくなります。
あまりに頻繁に行っていると
出血することもあるほど
犬は無心に噛んでしまうことがあります。
犬が自分の後ろ足や前足、手などを噛まないようにするための対処法
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛まないようにするために
3つの理由別でそれぞれの対処法を解説していきます。
- ストレスが原因の場合
- 病気やケガが原因の場合
- 暇つぶしや癖が原因の場合
犬に噛ませないための対処法【ストレスが原因の場合】
犬は肉球や手足を噛むことで
ストレスを発散していたり、
飼い主に対して欲求不満の気持ちや
ストレスがあることを訴えかけています。
犬が抱えるストレスの理由とは何か？
その意味を理解してあげるように
犬に寄り添って考えることから始めましょう。
最終的には
止めさせることが目標ですが、
「噛むのはダメ」と叱りつけては
犬にストレスをさらに
与えてしまうことになるので
やめたほうが望ましいです。
犬のストレスを取り除くことや
解消してあげる方法を
見つけ出してあげましょう。
犬に噛ませないための対処法【病気やケガが原因の場合】
犬がすでに自分の肉球や
手足を噛んでしまっていたら
まずはその肉球や手足の様子や状況を見ましょう。
もしも傷ついていたり、
出血しているようであれば
獣医師の診察を受けることをおすすめします。
また、
アレルギー反応が疑われる場合にも
原因をしっかり把握するために
動物病院で検査を行いましょう。
自宅にいる時などには
犬の肉球や手足を清潔に保つことを心がけてください。
ただ綺麗に洗えばいいのではなく、
洗った後は指の間まで
しっかりタオルでふき取り
乾かすようにしましょう。
そして、
犬の肉球を保湿ケアしたり
マッサージするとなお効果的です。
【関連記事】
犬に噛ませないための対処法【暇つぶしや癖が原因の場合】
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む理由が
暇つぶしや癖によるときには
犬が他に夢中になれるものを与えてあげましょう。
特におすすめなのは
知育おもちゃです。
おもちゃの中におやつを入れて、
転がしたりすることで
おやつを取り出すという
ゲーム感覚のおもちゃです。
まとめ
犬が自分の肉球や後ろ足、
前足や手などを噛む行動には
さまざまな理由や意味がありました。
飼い主としてその理由を突き止め、
対処していく必要があります。
日頃から
犬の肉球や手足に触れることで
悪化することが防げると共に
スキンシップにもなりますので、
犬の肉球、手足のチェックを
日々の習慣にしていきましょう。
