豆柴に関する豆知識をまとめました。

豆柴を飼っている人も
これから飼おうと思っている人も、
豆柴のことをどのくらい知っていますか?

 

豆柴にはこんな歴史があるの?
と新しい発見があるかもしれません!!

 

この記事では
豆柴に関する豆知識について
わかりやすくまとめました。

 

 

 

豆柴に関する豆知識

映画 幼獣マメシバ 望郷篇

豆柴のことが大好きで
現在飼っている人も
これから飼いたいと思っている人にも
もっともっと豆柴のことが知れる豆知識を
大きく分けて3つ紹介していきます。

  • 歴史について
  • 血統書について
  • 病気について

 

豆柴の豆知識①【歴史について】

豆柴は日本原産の犬です。

その歴史は古く、
豆柴と考えられる犬が
最初に記録されているのは縄文時代のころになります。

 

柴犬では?と思われるかもしれませんが、
明らかに小さいサイズの柴犬なため、
それが豆柴の祖先だと考えられています。

柴犬よりも小さい豆柴ですが
柴犬同様に狩猟犬というのは変わらず、
山岳地帯で活躍していたという記録も残っています。

 

明治時代以降では
多くの洋犬が入ってきたため、
柴犬の純粋な血統を守るべく
昭和11年に天然記念物に指定されるようになりました。

このころの時代では
「豆柴」という名称ではなく
「小柴」として呼ばれており、
農家で小さな獲物を狩る猟犬として活躍しています。

諸説ありますが昭和30年頃から
小型犬の人気が高まり始めたことで
小柄な柴犬「豆柴」の繁殖が始まったとされています。

 

豆柴の豆知識②【血統書ついて】

豆柴は血統書を発行する
日本犬保存会や
ジャパンケンネルクラブなどから
豆柴という独立した犬種として認められていません。

血統書ではあくまで「柴犬」として発行されます。

 

しかし、
2008年より
日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)で
豆柴としての標準規格を定め、
豆柴の血統書を発行するようになりました。

 

日本豆柴犬協会では
豆柴の血統をさらに確立するために
厳密なシステムをとっており、
血統書が「豆柴」になるまで
4つの段階を設けています。

 

子犬の段階ではすべて
「豆柴(未完成)」となり、
成犬になって条件を満たした犬だけが
「豆柴犬(完成犬)」として発行してもらえます。

 

 

豆柴の豆知識③【病気について】

豆柴を飼うにあたって
かかりやすい病気を知っておきましょう。

  • アトピー性皮膚炎
  • 緑内障
  • 膝関節の脱臼
  • 椎間板ヘルニア

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は食べ物だけでなく、
ハウスダストや花粉、ノミ・ダニなどが原因でかかってしまう病気です。

痒みがひどくなると掻きむしって
皮膚がただれることがあります。
悪化する前に早めに動物病院へ受診しましょう。

緑内障

眼圧が高くなることで視覚障害を引き起こす病気です。

ほとんどが瞳孔が開いたままで
充血症状を起こし、
眼球がいつもより大きいという症状があります。

また目の痛みから、
頭に撫でたりすることを嫌がる傾向があります。

 

膝関節の脱臼

小型犬によくみられる病気で、
原因は先天性と後天的によって変わってきます。

先天性の場合、
膝関節まわりの形成異常が原因です。

後天的の場合、
打撲や高所からの落下によって
骨が変形したことが原因として考えられます。

症状が軽いうちに
手術をする必要があるため、
獣医師に早めに相談しましょう。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの初期症状は
背中に触れるのを嫌がるようになります。
その後、
だんだんと歩き方がおかしくなったり、
ふらつくなどの症状が出でくるようになります。

椎間板ヘルニアにならない対策として、
毎日の食事量や適度な運動を心がけて
太りすぎないように注意しましょう。

 

まとめ


豆柴に関する豆知識はいかがでしたか?

 

昔から犬と人間は共存して
暮らしてきたといわれていますが、
縄文時代からいた犬種だったとは
驚かれた方も多いのではないでしょうか。

 

これから長い年月が経っていけば
豆柴という犬種が
独立した犬種として認められる日もくるかもしれません。

どんな形でも飼い主として
最後まで可愛がって育ててあげましょう。

 

 

 

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