
犬がパプリカを食べると危険?
もしも、食べさせる場合は
生?加熱?どちらがいいのか?
種やヘタは取り除かなければ
犬にパプリカを与えていけないのでしょうか?
この記事では
犬がパプリカを食べると危険なのか、
与える場合の適正量や注意点についても
わかりやすく解説していきます。
目次
犬にパプリカを食べさせてもOK?
結論からいうと
犬にパプリカを食べさせてもOKです。
ナス科であるパプリカには
以下の栄養素が豊富に含まれています。
- ビタミンC
- カロテン
これらは犬の体内で
コラーゲンを作る際にその生成を助け
被毛、肌、爪などを綺麗にしてくれる効果があり
犬の体を良くするとても優れた栄養素です。
抗酸化作用もあるため
犬の老化防止にも効果を発揮し、
犬の免疫力を高め、感染症も防ぐ効果があります。
また、アトピーや
アレルギーの症状の改善にも
効果が期待されていますので
おすすめの食材なのです。
どんな色のパプリカが犬にはおすすめ?
パプリカには
赤・黄・オレンジと種類がありますが
どれを犬に食べさせても問題ありません。
豆知識ですが
パプリカは色の違いによって
栄養素にも多少の違いがあります。
- 赤パプリカ
- 黄パプリカ
- オレンジパプリカ
赤パプリカ
赤パプリカには
カプサイシンが豊富なため
犬の脂肪燃焼効果があります。
ダイエット中の犬には
おすすめのパプリカです。
黄パプリカ
黄パプリカには
ビタミンCが多く含まれているため
抗酸化作用が期待されます。
ちなみに
加熱調理しても栄養素は壊れません。
オレンジパプリカ
オレンジパプリカには
カロテンが豊富に含まれています。
犬のガン予防が期待されて、
油と一緒に摂ることでその効果は上がります。
犬に与えるパプリカの適正量は?
犬に与えるパプリカの適正量について
特定の基準があるわけではありません。
大量でなければ問題ないとされています。
あくまで犬の主食は
ドッグフードなので
パプリカをメインとして考えずに
トッピングとして与える程度にしましょう。
適正量の目安は
犬の体重1㎏に対して1g程度とし、
初めて与える際はごく少量から様子を見てあげましょう。
犬にパプリカを与える時の注意点とは?
犬にパプリカを与える時の注意点は
主に2つあります。
- 与えすぎないこと
- 消化に良くしてあげること
注意①【与えすぎないこと】
パプリカには微量ではありますが
「アルカノイド」という毒性が含まれています。
大量に摂取した場合に中毒が起こるため
犬に与える量であれば問題はありません。
もしも犬が大量に食べて
中毒を起こした場合には
嘔吐、下痢、腹痛、痙攣、
呼吸困難などの症状が出るとされています。
またアルカノイドには
関節炎を促進させてしまうとされているため、
元々関節炎を持っている犬や老犬、
関節の弱い小型犬の場合は
パプリカを食べさせてもいいのか
かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
注意②【消化に良くしてあげること】
繊維質の消化が苦手な犬のために
なるべく消化に優しくしてあげましょう。
- 種とヘタは取り除く
- 細かく刻む
- 加熱して柔らかくする
害があるわけではありませんが
種とヘタは消化に悪いので取り除きましょう。
また、
生のまま犬に与えることも可能ですが
加熱しても栄養素は壊れず摂取できますので
加熱して柔らかくしたものを細かく刻むことで
さらに消化がよくなるでしょう。
まとめ
犬にパプリカを与えることはOKです。
パプリカの色によって
含まれる栄養素の割合が違うので
愛犬に合った色のパプリカを選び少量から与えてみましょう。
そして、
消化に優しくしてあげることを心がけて
ドッグフードに彩りを添えてみることで
インスタ映えも狙えるかもしれません。