犬のお風呂の入れ方を
正しく説明できますか?
お風呂を嫌がる犬に対して
入れ方を変えるだけで
嫌がらなくなる可能性が高くなります。
また、犬を湯船にはいれるべきか?
迷う愛犬家の方もいることでしょう。
この記事では
犬のお風呂の入れ方の手順だけでなく
犬を湯船にいれるべきかどうか?についても
細かく詳しく解説していきます。
目次
犬をお風呂に入れる前の準備や心構え、コツや注意点について
犬をお風呂に入れる前には
犬の気持ちを落ち着かせたり、
汚れを落としやすくするために
ブラッシングをしてあげましょう。
その時のコツは、
犬をリードに繋ぐことです。
犬をリードに繋ぎながら行うと
犬が興奮して暴れたり、
お湯を怖がって逃げ出すことを防止でき
スムーズに進めていくことが出来ます。
注意点ですが、
浴室はツルツルと滑りやすいので
バスマットやすのこを用意して
ケガのないように行いましょう。
お風呂で犬を洗う手順【犬のお風呂の入れ方】
お風呂で犬を洗う手順について
(1)~(8)の8つの工程に分けて
解説していきます。
お風呂で犬を洗う手順(1)
シャワーの温度は35~38℃位を設定し、
犬のお尻のほうから濡らしていき
徐々に前の方へ移動し、
最後に犬の頭や顔を洗います。
全体的にしっかり濡らしましょう。
お風呂で犬を洗う手順(2)
犬専用のシャンプーを使用し、
まずは前肢・後肢から洗い始めます。
シャンプーを泡立てて
手でもみ込むように洗いましょう。
犬の足先や肉球の間も忘れずに
しっかり汚れを落としましょう。
お風呂で犬を洗う手順(3)
次は犬のお尻と犬の内股を洗います。
犬の尻尾を持ち上げ、
犬の肛門の周りを泡立てて優しく洗い、
続いて、犬の内股も洗っていきます。
お風呂で犬を洗う手順(4)
次に犬の胸やお腹周りを洗います。
汚れのつきやすい部分なので
しっかり泡立てて丁寧に洗いましょう。
お風呂で犬を洗う手順(5)
次は犬の背中を
犬のお尻から頭の方へ向かって
洗っていきましょう。
日頃から首輪をしている犬は
首回りに汚れが溜まりやすいので
念入りに洗ってあげましょう。
お風呂で犬を洗う手順(6)
最後に犬の頭と顔を洗います。
顔は直接シャワーをかけずに、
洗面器に溜めたお湯を
手ですくってかけてあげましょう。
犬の目の周りは
タオルやガーゼを湿らしたもので
ふき取ってあげましょう。
※目や耳の中に水や泡が
入らないように注意しましょう。
お風呂で犬を洗う手順(7)
洗い終えたら、
シャンプーの泡を洗い流します。
犬の身体の高いところから
順に流していくと洗い残しを防げます。
なので、
頭→顔→背中→胸→前肢
→お腹→お尻→後肢と
シャワーで流しながら
空いている手は押し撫でるように
泡を落としてあげましょう。
お風呂で犬を洗う手順(8)
洗い終えたら
吸水性の良いバスタオルで
丁寧にふき取りましょう。
犬の肉球や足の指の間も忘れずに
水気をふき取ってください。
犬をお風呂へ入れた後のドライヤーのやり方や注意点
犬をお風呂へ入れた後は
しっかりバスタオルで水気を切った後、
ドライヤーで乾かしてあげましょう。
ドライヤーは
背中→お尻→お腹→胸
→足→顔→尻尾
の順に風を当てていきます。
犬は顔にドライヤーをされることを
嫌がる場合が多いので、避けても構いません。
しかし、犬の首回りについては
出来る限りドライヤーで乾かしましょう。
犬にドライヤーをする時には
以下のポイントや注意点を意識してください。
- 温風と冷風を使用すること
- 真正面から風を当てないこと
- ドライヤーと犬との距離を離す
- 毛を逆立ててブラッシングしながら乾かすこと
ドライヤーと犬との距離については
30センチくらい離すこと意識することをおすすめします。
犬は湯船に浸かってもいいの?
犬は湯船に浸かってもいいのか?
結論からいうと
犬が湯船に浸かることは
良いとされています。
犬を湯船にいれるタイミングとしては
「お風呂で犬を洗う手順(7)」の後です。
つまり
人間の場合と基本的に同じで
お風呂で体を洗い流した後が
犬を湯船に浸からせるタイミングです。
その場合の注意点ですが
長時間の湯船に浸からせることは避けてください。
犬をお湯に浸かる時間は
10分前後くらいが目安となります。
そして、湯船の中の
お湯の温度にも注意が必要です。
シャワーよりはやや低めに
湯船は33~35℃くらいと
設定してもいいでしょう。
犬の様子で
調整してあげてください。
犬のお風呂の温度については
こちらの記事でさらに詳しくまとめています。
↓
まとめ
犬のお風呂の入れ方について
手順や注意すべき点など
少しでも愛犬家のあなたの参考になれば幸いです。
犬をお風呂に入れる際は
犬にとってストレスやケガのないように
気を付けながら入れるようにしましょう。
また、犬をお風呂にいれすぎるのは
犬にとって危険なこともあります。
犬がお風呂へ入る頻度は
どのくらいがいいのか?
詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
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