映画を見る時の定番のおやつとして
ポップコーンはよく食べられています。
飼い主が食べていると
欲しそうに近寄ってくる場合、
柴犬に与えても問題ないのでしょうか?
この記事では
柴犬がポップコーンを食べると危険なのか、
もしも与える場合の注意点についても詳しく解説していきます。
目次
柴犬がポップコーンを食べると危険?
ポップコーンは何からできているかご存知ですか?
原料は「とうもろこし」です。
柴犬がアレルギーなどを持っていなければ
とうもろこしは食べることができるため、
ポップコーンも食べることができます。
しかも、
ポップコーンはとてもヘルシーで栄養価の高い食べ物です。
与え方に注意すれば、
柴犬のおやつにはぴったりの食材になります。
柴犬にポップコーンを与えるメリットとは?
柴犬にポップコーンを与えることは
大きなメリットが3つあります。
- 栄養豊富
- 抗酸化作用
- 病気の予防
ポップコーンを与えるメリット①【栄養豊富】
ポップコーンには次のような豊富な栄養素が含まれます。
- ビタミンA
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ナイアシン
- 葉酸
- パントテン酸
- タンパク質
- 脂質
このような栄養素が
バランスよく含まれていることで
エネルギーを効率よく作り出し、
疲労回復にも効果が期待できます。
ポップコーンを与えるメリット②【抗酸化作用】
ポップコーンに含まれる
ビタミンEやポリフェノールには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、
活性酸素の働きを抑制してくれることで
体の中の細胞を傷つけないように働きかけてくれます。
そうすることで、
老化防止やがん予防の効果が期待されます。
また、
柴犬をストレスから守る効果もあります。
ポップコーンを与えるメリット③【病気の予防】
ポップコーンは食物繊維が豊富なため、
柴犬のお腹の調子を整えたり、
ダイエットにも効果が期待できます。
また、柴犬の血糖値や
コレステロールなどを正常化させ、
柴犬の心臓病のリスク軽減や
高血圧、動脈硬化といった生活習慣病の予防にもなります。
柴犬にポップコーンを与える時の注意点
柴犬の体にとってポップコーンは
おすすめの食材であることを
紹介してきましたが、
与えるにも注意すべきことが3つあります。
- 人間用のポップコーンは与えない
- 与える量に気を付ける
- アレルギーに注意する
注意点①【人間用のポップコーンは与えない】
人間用のポップコーンには
油や塩分、糖分の含まれたものがほとんどです。
しかし、
柴犬が食べる場合には
どれも必要のないものです。
塩分の摂りすぎは
心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
また、糖分は肥満や歯周病、
糖尿病の原因になることもあります。
特に気をつけなければならないのは
チョコレート味のポップコーンです。
チョコレートは
犬が中毒症状を起こす危険性があるため、
与えたり誤飲しないように注意が必要です。
柴犬にポップコーンを与える場合は
油や調味料を使わずに手作りするか、
犬用ポップコーンを与えるようにしましょう。
注意点②【与える量に気を付ける】
柴犬が欲しがるからといっても
食べ物の与えすぎには注意してください。
ポップコーンは食物繊維が含まれ、
適量であれば便通改善に役立ちます。
しかし、
食べ過ぎると消化不良により
下痢や嘔吐を起こすこともありますので
少量与える程度にしましょう。
ポップコーンに限らずですが、
食べ過ぎは肥満の原因にもなります。
注意点③【アレルギーに注意する】
柴犬によってはとうもろこしで
アレルギーを引き起こすこともあります。
もしもアレルギーがある場合には
以下のような症状が現れます。
- 下痢
- 嘔吐
- 痒がる
- 発疹
- 目の充血 など
柴犬にアレルギーがあるかはわからないため、
初めて与える時は少量与えて
異常がなければ少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
もしもアレルギー症状が出た場合、
早めに動物病院へ受診するようにしましょう。
まとめ
柴犬のおやつにポップコーンはおすすめです!
また、
しつけを行う際のご褒美としても
ちょうどよいサイズで適しています。
与える場合には
人間用のポップコーンではなく、
味付けのないノンオイルの物を選んであげましょう。
愛犬も飼い主と同じものを食べられることに
きっと喜びを感じてくれることでしょう。