
犬にナッツ類を食べさせてもOK?
もしも食べさせるなら
どのような種類のナッツを
食べさせればいいのでしょうか?
そこでこの記事では
犬にナッツ類を食べさせてもOKなのか、
安全なナッツ類と危険なナッツ類を分けて
詳しく紹介していきます。
目次
犬にナッツ類を食べさせてもOK?
犬にナッツ類を食べさせてもOKか?
その答えは
食べられる種類もありますが、
食べない、与えないほうが無難です。
ナッツにはさまざまな種類があるため、
これは食べられるもの、
これは食べられないものと
正しく認識していれば問題ありません。
しかし、
あやふやな記憶で
うっかり犬に与えてしまっては
重篤な中毒症状を起こしかねません。
また、
犬にナッツ類を与えるにしても
適切な量を与えないと肥満や
内臓疾患につながる可能性があるので注意が必要です。
犬がとっての安全なナッツ類と危険ナッツ類
基本的には犬に
ナッツ類は与える必要はありません。
しかし、
中毒症状を起こさずに
安全に食べられるナッツもあります。
そのナッツの種類について
- 安全なナッツ類
- 危険なナッツ類
この2つに分けて紹介します。
安全なナッツ類【犬が食べても大丈夫なナッツ類】
犬が食べても安全とされるナッツ類は
- ヘーゼルナッツ
- カシューナッツ
- ピーナッツ
こちらの3種類になります。
ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツには
中毒成分はありません。
しかし、犬が喉に詰まらせてしまう
そういった可能性がありますので
細かく刻んでから犬に与えるようにしましょう。
カシューナッツ
カシューナッツは焙煎したものを
少量であれば犬に与えても問題ありません。
ただ、食べ過ぎてしまうと
犬はお腹が痛くなることもありますので
与える量には注意してください。
ピーナッツ
ピーナッツは焙煎済みのものを
殻を取り除いた状態であれば
犬に与えても問題ありません。
ただし、
人間のおつまみ用で売られている
塩分が付いたものは犬に与えてはいけません。
危険なナッツ類【犬が食べてはいけないナッツ類】
犬が食べると危険とされるナッツ類は
- クルミ
- アーモンド
- マカダミアナッツ
- ピスタチオ
- ピーカン
こちらの5種類になります。
クルミ
クルミには
トレモールジックマイコトキシン
という毒素が含まれているため
犬が発作を引き起こす可能性があります。
犬の健康のためにも
犬にクルミを与えることを
避けてあげてください。
アーモンド
アーモンドには
中毒成分は含まれてはいませんが
犬は消化することができません。
犬の胃に負担をかけたり、
異常を引き起こす可能性が高いため
犬にはアーモンドを与えない方がいいです。
マカダミアナッツ
マカダミアナッツは脂肪分が多く、
犬は重度の胃もたれを起こす可能性があります。
そのリスクを回避するためにも、
犬にマカダミアナッツを与えないでください。
ピスタチオ
マカダミアナッツ同様
ピスタチオも脂肪が多く、
犬が食べると胃に詰まり、
病気を引き起こすリスクが高くなります。
危険なので
ピスタチオを犬に与えないでください。
ピーカンナッツ
ピーカンナッツには
ジュグロンという毒素が含まれ、
犬が食べると胃腸障害や
閉塞を引き起こす可能性があります。
危険なナッツ類を食べたときの犬の症状とは?
もしも犬が食べてはいけない
危険なナッツ類を口にしてしまったら
以下のような中毒症状を起こす場合があります。
- 発熱
- 下痢
- 嘔吐
- 痙攣やひきつけ
- 元気がない
- 食欲不振 など
このような症状は、
摂取後12時間以内に起こることが多く、
重症化すると腎不全を引き起こし
死に至るケースもあります。
まとめ
犬にナッツ類を食べさせることは
基本的におすすめできません。
ピーナッツなど
種類によっては食べられるナッツもありますが
人間用なので脂肪分が多いため
肥満の原因になることもありますし、
犬にとってナッツ類の形状は
喉に詰まらせやすいリスクもあります。
そういった点を考えると
犬にナッツ類を無理に与える必要はなく、
安全なおやつを与えていくことが
犬の健康を守ることにつながります。