子犬におやつは必要なの？
子犬へおやつはいつからあげるべき？
などなど。
子犬のおやつについて
いろんな疑問をもっている愛犬家のあなたへ。
もし子犬におやつをあげるなら
どんなタイミングで？
どんなおやつがいいのでしょうか。
この記事では
子犬へのおやつはいつからあげるべきか？
その時期だけでなく与え方や
子犬のおやつの選び方についても
詳しくわかりやすくまとめていきます。
目次
子犬のおやつはいつからあげるべき？【子犬にお菓子をあげる時期】
子犬へおやつを与え始める時期は
基本的に生後3～4カ月頃です。
離乳食の期間を終えて
子犬がドッグフードを
食べられるようになってからを
目安にしていきましょう。
しかし、
ドッグフードが食べられるようになったら
どんな子犬でもおやつが必要か？
というとそうではありません。
子犬におやつを与える目的は
- 食事の間の空腹を防ぐ
- しつけやコミュニケーションの一環
主に上記の2つが挙げられます。
どちらの目的で
子犬におやつを与えるのか？
その理由を明確にすることはとても大切です。
おやつは食事の時間ではなく、
あくまで補助的なものですので
子犬への与えすぎは十分注意してください。
大切なことなので繰り返しますが
お菓子は子犬にとって補助的な存在です。
毎日の食事の時間に
ドッグフードをしっかりと
食べられることが
子犬にとってはとても大切です。
子犬にあげるおやつの選び方とは？
子犬にあげるおやつの選び方には
コツやポイントがあります。
基本的に
子犬におやつを与えるときは、
子犬の成長段階に応じて
おやつを変えた方が望ましいです。
子犬のおやつの選び方として
以下の2つの月齢を目安に
成長に合ったおやつを以下で紹介していきます。
- 生後3、4カ月以降の子犬
- 生後6カ月以降の子犬
生後3、4カ月の子犬のおやつ
生後3、4カ月くらいの
離乳食が完了したばかり子犬は
まだまだ消化機能は未熟なので、
消化しやすいおやつを選ぶ必要があります。
市販されているおやつなどではなく
- ドッグフード(食事と同じもの)
- 野菜、果物
を上手に活用してみましょう。
子犬のおやつ【ドッグフード】
まずはおやつといっても
食事の時に与えている
ドッグフードから与えてみましょう。
栄養バランス的にも
子犬にとってはドッグフードが最適です。
おやつとして
子犬にドックフードを与える際の
与え方のコツは一粒ずつ手渡しすることです。
一粒ずつ手渡しで与えることで
子犬の満足感が高まり、与えすぎずに済みます。
このおやつの与え方のコツは
子犬の空腹を満たす時にも有効ですし
子犬のしつけの時にも有効なので
愛犬家の方はぜひ実践してみてください。
子犬のおやつ【野菜・果物】
子犬のおやつで
もう一つおすすめなのが
野菜や果物です。
野菜や果物の中でも
水分の多いものや
甘味のあるものが子犬に好まれやすいです。
- 人参
- きゃべつの芯
- きゅうり
- りんご
- ふかしたさつま芋 など
生のままでも
ゆでた物でも構いませんが
初めて子犬に与える食べ物は
ごく少量からにしましょう。
子犬におやつを与えた後は、
体調に変化がないか十分に観察しましょう。
また、甘味のあるものには
糖分が多く含まれるため
子犬へ与えすぎてしまうと
太る原因になりますので注意しましょう。
生後6カ月以降の子犬のおやつ
生後6カ月以降の子犬は
乳歯から永久歯に
歯が生え変わりを終えたころです。
そのころになると子犬は
少し噛みごたえのあるおやつも
食べられるようになっていきます。
今まで与えていたおやつでも
特に問題はありませんが、
市販のおやつを子犬に与える場合は
選ぶポイントを押さえて試してみましょう。
市販のおやつの選び方
市販のおやつを選ぶときには
3つのことに注意して選びましょう。
- できるかぎり無添加のもの
- 記載されている対象年齢を確認すること
- 硬すぎるものは避ける(骨、豚の耳、馬のアキレスなど)
犬の健康のためには
無添加なものを選んであげてください。
また、硬すぎるおやつは
噛みきれずに丸呑みする恐れがあったり、
歯を傷つける可能性があるので
まだ子犬に与えることは避けましょう。
子犬へのおやつの与え方
子犬へおやつを与えるときは
- 空腹を補うため
- しつけのため
どちらの目的なのかを明確にし、
そのタイミングに合った与え方をしましょう。
※子犬へおやつを与えることは
あくまで補助的な役割となります。
必要な栄養は食事で満たすべき
ということを忘れないでください。
子犬の空腹を補うための、おやつの与え方
子犬におやつを与える目安の量は
一日の摂取カロリーの
10〜20％未満としています。
思っているよりも少量ですので
例え子犬が欲しがっていても
多く与えることは避けましょう。
お皿におやつを出すと
子犬は一気に食べてしまうので
手の平で少しずつ食べさせて
満足感を持たせましょう。
子犬にしつけするときの、おやつの与え方
子犬におやつを与える際に
しつけをすることは非常に有効的です。
子犬がしつけトレーニングを
上手にできた時などに
ご褒美としておやつを与えることで
そのしつけの効果が増すだけでなく
飼い主とのコミュニケーションの時間にもなります。
しかしその時に
子犬におやつを与える
タイミングがとても重要です。
子犬が上手にできた後、
すぐにおやつを与えてください。
このタイミングがおやつを上げないと
効果はほとんどなくなってしまうので
愛犬家の方はぜひ意識してみてください。
ちなみに
子犬へのおやつのサイズは
人間の小指半分くらいを目安です。
おやつが大きすぎる場合は
小さくカットしてから子犬に与えてあげてください。
最後に
子犬におやつをいつからあげるべきか、
また、
そのときの選び方や与え方を
十分に理解してあげるようにしましょう。
欲しがるだけ与えることは
犬の健康を考えて
いいことではありません。
子犬におやつを与える際は
その目的をしっかりと意識して、
与え方にも工夫をしてみてください。
子犬がしっかり食事とおやつを
バランスよく食べて成長できるように
手助けをしてあげましょう。
