犬のしつけ方法に
苦戦していませんか?
基本とされる
「お手」や「おかわり」を教えても
犬が全くやってくれなくて
めげそうになっている方。
この記事では
犬の「お手」や「おかわり」の
しつけ方法を具体的に
そしてわかりやすく解説していきます。
目次
犬のしつけ方法
犬のしつけの目的には
飼い主にとって
従順でいい子にするために
行う訳ではありません。
本当の目的は
犬を危険な目に遭わせない、
命を守るためにしつけておく
必要があるのです。
犬のしつけを行う時期は?
犬は生後3~12週間が社会化期とされ、
この時期に他の動物や人とのふれあい、
外の環境など、
様々な経験をしておくことで
社会性や適応能力が身に付くとされています。
社会化期の狭間や
生後12週を過ぎたころが
最もしつけをする時期に適しています。
成犬になってからでも
しつけをすることは可能ですが
子犬よりも柔軟にはいかず、
時間がかかるかもしれませんが
根気強く教えていきましょう。
または
しつけ教室に通わせて
プロのトレーナーに
任せる方法もあります。
犬のしつけには何から教えればいいの?
犬を飼い始めたとき、
まず初めに教えるしつけは
「お手」が多いでしょう。
もちろん
違うことでもいいのですが、
初心者には取り組みやすく
成功しやすいのでお勧めです。
また、
日々の生活でも
爪を切ったり、足を拭いたりするのに
お手ができればスムーズに行えます。
必ずしも最初に
「お手」覚える必要はありませんが、
いずれは犬に教えてあげましょう。
お手とおかわりの教え方【犬の基本的なしつけ方】
犬の「お手」と「おかわり」の
教え方の手順を
(1)~(6)の順に解説していきます。
なおこの記事では
「お手」は右前足、
「おかわり」は左前足で
覚えさせるというのが一般的なので
そのように説明していきますが、
飼い主が統一すれば
左右逆でも問題はありません。
お手とおかわりのしつけ手順(1)
まずは、
犬と正面で向かい合いましょう。
そして、
犬の右前足を持ち上げて
「お手」とハッキリ伝えましょう。
お手とおかわりのしつけ手順(2)
そのままの状態で
5秒ほど「お手」をキープします。
お手とおかわりのしつけ手順(3)
犬が勝手に前足を下さず
キープし続けられたら
前足を下ろしてあげ、
たくさん褒めてあげましょう。
おやつをあげる場合には
このタイミングで
おやつのご褒美を与えてください。
お手とおかわりのしつけ手順(4)
犬の機嫌がよければ
(1)~(3)の手順を
数回繰り返し行いましょう。
お手とおかわりのしつけ手順(5)
何度も繰り返し行った後、
「お手」とあなたが指示した後に
犬が自ら右前足を差し出したら
「お手」の成功です。
必ず毎回褒めてあげましょう。
もしも自ら出さない場合には、
また(1)~(3)の手順を
諦めずに繰り返し行いましょう。
お手とおかわりのしつけ手順(6)
おかわりの場合は左前足を
(1)~(3)の手順と
同じ要領で行いましょう。
「お手」や「おかわり」が
完璧にできるようになったあとでも、
褒めることを決して忘れないでください。
まとめ
犬のしつけ方法で
「お手」や「おかわり」の教え方は
参考になりましたか?
子犬のころは学習能力も高く、
順応性もあるので
スムーズにしつけることが
できるかもしれません。
しかし、
成犬期以降になると
なかなか言うことを聞いてくれない
様子がみられますが、
めげずに続けることが大切です。
ご褒美のおやつをあげることで
より速くスムーズに覚える犬が
多いようですので、
その犬に合った方法でしつけてみましょう。