もしも馬肉を食べさせる場合は
生でもいいの?加熱するべきなの?
また、馬肉にはどんな栄養があるの?
この記事では
柴犬に馬肉を食べさせてもOKか、
馬肉を与えるメリットや注意点について
わかりやすく解説していきます。
目次
柴犬に馬肉を食べさせてもOK?
柴犬に与えられる肉類のなかでは
高タンパク、低脂肪、低カロリーと
おすすめの食材になります。
基本的に肉類を柴犬に与える場合
加熱することをおすすめします。
ただ、馬肉の場合は加熱すると
アミノ酸や酵素が分解されてしまうので
生のまま食べるのがおすすめです。
もしも生で与えることに抵抗がある場合には
サッと湯をかけてレアな状態で与えてみましょう。
柴犬に馬肉を与えるメリット
柴犬に馬肉を与えるメリットは
次のようなことが挙げられます。
- 豊富な栄養素
- 安全性が高い
- アレルギーが出にくい
メリット①【豊富な栄養素】
馬肉は高タンパク、
低脂肪、低カロリーだけではなく、
栄養価もとても高い食材です。
カルシウムや鉄分は
牛豚の約3~4倍含まれ、
体内への吸収率も高いです。
また馬肉には、
ビタミンA、Eなどが含まれているため
皮膚粘膜の保護や被毛の維持改善、抗酸化作用があります。
さらに、リノール酸や
αリノレン酸、オレイン酸などの
不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)によって
コレステロールを下げたり、血液をサラサラして動脈硬化予防にも効果が期待されます。
メリット②【安全性が高い】
馬は牛や豚に比べて
体温が4~5℃高いので寄生虫がつきにくく
生で食べても安全性が高いとされています。
免疫力が衰え始めるシニア柴犬にもおすすめです。
メリット③【アレルギーが出にくい】
馬肉は他の肉類に比べて
柴犬や人間にとっても
アレルギーが出にくい食品とされています。
ただし、
アレルギーが必ずしも出ない
というわけではありませんので
初めて与える際は注意して与えましょう。
柴犬に馬肉を与える時の注意点とは?
柴犬に馬肉を与える時の注意点は
いくら栄養があるからといっても
一度にたくさんの量を与えないことです。
一日の摂取量の目安は
体重の1%とされていますので、
3kg程度の小型柴犬であれば30g程度にしましょう。
しかし、
初めて与える際はもっと少量にして
アレルギーが出ないかどうか、
また、食べ慣れていなくて
下痢や嘔吐することもあるため
食べ終えたあとはしっかり様子を見てあげましょう。
もちろん馬肉だけでは
全ての栄養素を補えるわけではありませんので
ドッグフードとともに与えてあげましょう。
まとめ
柴犬に馬肉を食べさせることはOKで、
肉類のなかでは特におすすめの食材です。
安全性が高い上に栄養の吸収率もいいので
シニア柴犬まで幅広く食べさせてあげることができます。
ただし、生肉は歯垢が付きやすいので
小まめに歯磨きをするようにしましょう。
柴犬が健康で長生きできるように
馬肉を普段の食事に
是非取り入れてみてはいかがでしょうか。