柴犬が鼻血を出した!
初めてみる方は
非常に驚かれたかと思います。
なぜ柴犬が鼻血を出してしまったのか、
考えられる原因や
またその時の対応策について
詳しくまとめていきます。
柴犬が鼻血を出した原因は?
柴犬が鼻血を出した原因として
考えられることは、
大きく分けて3つあります。
- 外傷(傷)によるもの
- 腫瘍(できもの)によるもの
- 病気の症状やサインによるもの
外傷(傷)による柴犬の鼻血
鼻の中に異物が入り
粘膜を傷つけて鼻血を出す場合や、
鼻を強打して
鼻骨が骨折した時などにも
鼻血が出る場合があります。
上記のような外傷によるものは
突然大量に出血します。
しばらく運動を控え
安静にすることが一番です。
しかし、
鼻血が大量に出たことで
柴犬が貧血になってしまったときは、
輸血を必要とする場合がありますので、
動物病院で見てもらうのが安心でしょう。
腫瘍(できもの)による柴犬の鼻血
鼻の中に腫瘍ができたことが原因で
柴犬は鼻血を出すことがあります。
腫瘍(しゅよう)とは
- 扁平上皮がん
- 繊維肉腫
- 悪性リンパ腫
- 可植性性器肉腫
などのできものが考えられます。
傷がないのにも関わらず、
柴犬の鼻血の量が少なく
長い期間続いている様子があれば
これかの腫瘍が疑われます。
病気による柴犬の鼻血
柴犬の鼻血は
何かの病気のサイン
であることがあります。
考えられる病気は
- 甲状腺機能亢進症
- クッシング症候群
- 多血症
- 多発性骨髄腫
- 血管炎
- 歯槽膿漏
- 感染症
など、様々な病気が疑われます。
こういった病気の場合、
どれに該当するのか
自己判断できないので、
早めに動物病院へ愛柴犬を連れていってあげましょう。
柴犬が鼻血を出した時の対応策は?
柴犬が鼻血を出した時は
まず鼻血を拭きとってください。
鼻血が少量で
症状が軽い場合であれば、
安静にすることで治ります。
ここで
決してやってはいけないことは
詰め物をつめる行為です。
柴犬の鼻の穴にティッシュペーパーなどの
詰め物をすることは絶対にやめましょう。
柴犬の鼻の穴を塞ぐ際に
傷つけてしまったり、
柴犬の鼻血をより悪化させてしまう
原因の1つになるリスクがあります。
柴犬の鼻血が大量に出て
止まらない場合には、
すぐに病院へ連れていき
精密検査してもらいましょう。
また、
鼻血の量が少量でも
同じような症状が数日続く場合にも
病院へ受診した方が良いです。
まとめ
柴犬が鼻血を出してしまった原因や、
その時の対応策について
役立ちましたでしょうか?
柴犬が鼻血をだした時、
人間と同じように
「たかが鼻血」
と捉えてはいけません。
犬は五感の中で、
最も嗅覚が重要なのです。
時には
最悪のケースも考えられるので、
柴犬が鼻血を出した場合は
速やかに動物病院にて
診察を受けることをおすすめします。