犬のフィラリア予防には注射をするべきでしょうか?
犬のフィラリア予防として
飲み薬も予防方法としてありますが
飲み薬だけだとダメなのでしょうか?
この記事では
犬のフィラリア予防には注射をするべきなのか、徹底的にまとめました。
目次
犬のフィラリア症には予防が大切!
犬のフィラリア症とは
蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。
犬の体内に入り込んだ後
心臓や肺動脈に寄生することで
咳や息切れ、疲れやすいなどの症状が現れ、
成虫へと成長すると死にも至る恐ろしい病気です。
ただし予防していけば
100%防ぐことができるため、
正しい時期に行うことが必要です。
犬のフィラリア予防は注射をするべき?
犬のフィラリア予防の注射には
2つの種類があり、
1年効果のタイプと
半年効果のタイプとで分かれています。
どちらも皮下に注射をし、
投与した薬剤が時間をかけて
少しずつ体内に放出されることで
フィラリアの寄生を予防する仕組みとなっています。
フィラリア予防として注射をする場合、
注射するにあたってメリット・デメリットを知っておきましょう。
犬のフィラリア予防【注射のメリット】
犬のフィラリア予防法として
注射を選ばれた場合、
以下のようなメリットが挙げられます。
- 年に1回、または2回の対策で良い
- 与え忘れることがない
- 飲み薬を嫌がる犬でもOK
犬のフィラリア予防【注射のデメリット】
犬のフィラリア予防法として
注射を選ばれた場合、
以下のようなデメリットが挙げられます。
- 副作用の危険性がある
- 体への負担がある
- 注射嫌いには精神的負担が大きい
- 費用が一度にかかる
- 年齢や持病によって使用不可
犬のフィラリア予防の注射の副作用とは?
犬のフィラリア予防の注射をしたことで
起こり得る副作用にはさまざまな症状が挙げられます。
- 元気消失
- 嘔吐
- 下痢
- 震え
- 食欲不振
- 失禁
- 血便
- 血圧低下
- チアノーゼ
- 注射部位や顔面の腫脹
- アナフィラキシーショック
犬のフィラリア予防として
注射は認可、承認されており、
安全性が確認されている薬剤とはいえ
犬の体質によっては上記のような副作用を起こす場合があります。
犬のフィラリア予防は飲み薬だけだとダメ?
犬のフィラリア予防の方法には注射の他に
皮膚への滴下するスポットタイプや
錠剤、チュアブルなどの飲み薬のタイプがあります。
もしも、
注射の副作用が怖いなどといった場合には
飲み薬などを選ばれる方も多くいます。
飲み薬を服用した場合には
注射を併用する必要はありませんので
飲み薬だけだとダメといったことはありません。
今やさまざまな種類の予防薬がありますので
どのタイプを選んで予防していくかは
かかりつけの獣医師と相談した上決めてあげましょう。
まとめ
犬のフィラリア予防には
注射をするべきと決めつけることはありません。
大事なことは
犬がフィラリアに感染しないように
正しい方法でしっかり予防し、
健康に過ごしていくことです。
注射のメリット・デメリットを
よく理解した上で獣医師に相談のもとご検討ください。