犬のシャンプーのやり方を
あなたはマスターしていますか?
犬は顔周りの耳や目は
特にシャンプーを嫌がり、
苦労する飼い主も多いことかと思います。
犬のシャンプーのやり方を
この記事で詳しく解説していきます。
初めて犬のシャンプーに
挑戦する愛犬家はぜひ、参考にしてみてください。
また、もしもあなた犬が
シャンプーを嫌がっているようなら
その場合もぜひこの記事を活用してみてください。
犬のシャンプーを始めるにあたって準備するもの
まず、
犬のシャンプーを始めるにあたって
準備するものが主に4つあります。
- ブラシ(ブラッシング用)
- シャンプー(低刺激性の物)
- タオル(吸水性の良いもの)
- ドライヤー
こちらは最低限、
用意しておきましょう。
ブラシ(ブラッシング用)
シャンプー(低刺激性の物)
タオル(吸水性の良いもの)
ドライヤー
犬のシャンプーを開始する前の注意点
犬のシャンプーを開始するにあたって
以下のことを注意することをおすすめします。
- 食後1時間以内は避けること
- 体調は万全かどうか
- 機嫌は悪くないか
- 出来るだけ午前中に行うこと
(寒い時間帯は避けること)
犬のシャンプーのやり方や手順
犬のシャンプーのやり方について
(1)~(9)の9つの工程に分けて
それぞれの手順を解説していきます。
犬のシャンプーのやり方や手順(1)
まずは犬の体全体を
ブラッシングしましょう。
犬の抜け毛、毛のもつれ、
汚れを浮かせるためには重要な作業です。
うっかり忘れてしまい
いきなり濡らさないように気を付けてください。
犬のシャンプーのやり方や手順(2)
ブラッシングを終えたら、
シャワーの温度を
35~38℃位に設定し、
手で温度を必ず確かめましょう。
そして、
温度が熱すぎないか
犬の表情を確認しながら
お尻または足元の方から順に濡らしていき、
徐々に前の方へ全体的にしっかり濡らしましょう。
最後は犬の頭や顔を濡らすのですが、
直接シャワーをかけるよりも
手やタオルを使って濡らしてあげましょう。
濡らすときのポイントは
シャワーヘッドを犬の体へ
押し当てるように密着させると
皮膚へ浸透しやすく汚れが浮きやすいです
その際、水圧は弱めに設定してください。
犬のシャンプーのやり方や手順(3)
シャンプーの種類は
犬専用の低刺激性のシャンプーを
使用するようにしましょう。
まずは
前肢・後肢から洗い始めます。
シャンプーを泡立てて
手でもみ込むように洗いましょう。
犬の足先や肉球の間も忘れずに
汚れを落とすように心がけてください。
犬のシャンプーのやり方や手順(4)
次は犬のお尻と内股を洗います。
犬の尻尾を持ち上げ、
肛門の周りを泡立てて
優しく丁寧に洗いましょう。
洗い終えたら一度
手を洗っておきましょう。
なぜなら
犬の肛門周りは他のヶ所よりも
汚れている場合が多いからです。
続いて、
犬の内股も順に洗っていきます。
犬のシャンプーのやり方や手順(5)
次に犬の胸やお腹周りを洗います。
ここも汚れのつきやすい部分なので
しっかり泡立てて洗いましょう。
犬のシャンプーのやり方や手順(6)
次は犬の背中を洗っていきます。
犬のお尻から頭の方へ向かって
ゆっくり洗っていきましょう。
日頃から首輪をしている犬は
首回りに汚れが溜まりやすいので
念入りに洗い、首輪も一緒に清潔にしましょう。
犬のシャンプーのやり方や手順(7)
最後に犬の頭と顔周りを洗います。
ここでの作業は今後、
犬がトラウマにならないためにも
慎重に行ってください。
犬の頭や顔周りには
直接シャワーをかけずに、
洗面器に溜めたお湯を手ですくったり、
ガーゼやスポンジを使って濡らしてあげましょう。
順序としては
頭→耳→口周り→目の周り
の順に行います。
詳しい説明については
下記の犬にシャンプーを行う際の注意点
【顔(耳や目の周り)のやり方】にまとめてあります。
犬のシャンプーのやり方や手順(8)
洗い終えたら、
シャンプーの泡を洗い流します。
頭→顔→背中→胸→前肢
→お腹→お尻→後肢と
身体の高いところから
順に流していくと
洗い残しを防ぐことができます。
シャワーと手で押し撫でるように
泡をしっかり落としていきましょう。
犬のシャンプーのやり方や手順(9)
洗い終えたら
吸水性の良いバスタオルで
犬の体を丁寧にふき取りましょう。
犬の顔周り、足の指の間も忘れずに
しっかりと水気を拭き取ってください。
タオルドライした後、
ドライヤーが必要な犬は
毛を乾かしてあげましょう。
犬にシャンプーを行う際の注意点【顔(耳や目の周り)のやり方】
顔周りのシャンプーの注意点は
犬の目や耳の中に水や泡を入れないことです。
特に目の周りや耳は
犬に嫌がられやすいため、
慎重に速やかに行うことが大切です。
犬の耳周りのシャンプーをする場合
犬の耳を洗うときは、
手で耳の穴を塞ぐようにして
洗ってあげましょう。
シャンプーの液を
直接耳につけるよりも、
先に手でシャンプーを泡立ててから
耳を擦ってください。
犬の耳の中まで洗う必要はありません。
犬の目の周りをシャンプーする場合
目の周りを洗うときですが
手やガーゼ、スポンジを使い、
硬めに絞ったものを軽く泡立てて
ふき取るようにシャンプーしてあげましょう。
シャンプーの量は
少量にしておきましょう。
(洗い流すのが大変であったり、
目に入るリスクを防ぐためです。)
そして、
目の周りが洗えたら、
素早くすすぎに取り掛かりましょう。
洗うときと同様に
ガーゼやスポンジを使って
シャンプー液を拭き取ってあげます。
ガーゼを使用した場合は
何回かに分けて、
ガーゼを湿らす→拭う→ガーゼを洗い湿らす→拭う
とシャンプー液が顔に残らないように
繰り返し行いましょう。
まとめ
犬のシャンプーのやり方や手順、
注意点などを気をつけながら行うことで、
犬も嫌がらずにシャンプーできるようになります。
特に目や耳は犬が嫌がり
最初はなかなか思うように
いかないかもしれませんが、
まずは
ガーゼやスポンジで拭くことから
慣れるように始めると徐々に受け入れてくれることでしょう。
犬が皮膚トラブルを起こさず
健康を維持できるように、
しっかりケアしてあげましょう。
犬の正しいシャンプーの頻度について
知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
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