子犬の成長について【どのように成長していくのかをざっくり解説】

子犬が成長する姿を見て、
その成長スピードに驚くこともあるかと思います。

しかし、
場合によっては発育が遅い?などと
不安になることもあります。

 

子犬を飼う際に
一般的な子犬の成長時期を知って
不安や悩みを解消しておきませんか?

 

この記事ではそんな飼い主のために
子犬がどのように成長していくのか、
ざっくりわかりやすく解説していきます。

子犬の成長について

犬の成長は人間と比べると
とても早いスピード成長していきます。

小・中型犬の1歳は、
人間に例えると15~17歳程度です。

また大型犬の1歳は、
人間に例えると12歳程度といわれています。

 

その後は1年で
おおよそ4歳ずつ年をとっていく計算となっています。

 

子犬と呼ばれる1年の成長はあっという間です。

そこで子犬の成長について
次の5つに大きく分けて解説していきます。

  • 生後0日から2週間
  • 生後3週から4週間
  • 生後4週から12週間
  • 生後13週から24週間
  • 6ヶ月以降

 

子犬の成長【生後0日から2週間】

生まれたばかりの子犬は
新生子期と呼ばれ、
おっぱいを飲む以外は基本的に一日中ずっと寝ています。

目は見えておらず、また耳も聞こえていません。

しかし、
平衡感覚や体温は感じることができ、
寒いと這いずり回ったり、
母犬のそばに自分から行くようになります。

生後2~4日目くらいすると
声を出し鳴くようになりますが、
この時期で鳴く場合はお腹がすいているときがほとんどです。

 

自ら排泄することはまだできず、
母犬が舐めておしっこやウンチの排泄を促します。

 

生後7~12日くらいすると、
ようやっとまぶたが開き始めますが、
完全には見えておらず薄ら見え始めた状態です。

子犬の成長【生後3週から4週間】

生後3週間を過ぎた頃の子犬は移行期と呼ばれる時期に入ります。

ぼんやり見えていたものが
だんだんとはっきり見えるようになり、
動くものや光に反応するようになります。

耳も次第に聞こえはじめ、
ヨチヨチ歩きをし始めます。

乳歯が徐々に生え始める頃で、
母犬がお乳を飲ませるのを嫌がるようになります。

子犬の成長【生後4週から12週間】

生後4週となると乳歯が生え揃い、
母犬が食べ吐き出したものを
子犬に食べさせる離乳の時期が始まります。

 

また、
社会化期といわれるこの時期は
兄妹同士でじゃれ合ったり
いろいろなものを目にしたり聞かせたりする大切な時期です。

 

しかし、
まだ18~20時間ほどの睡眠が必要なため、
眠るのを妨げてはいけません。

 

生後12週ほどになると
人間でいうと3歳児くらいで
体つきはしっかりし、その犬の性格もはっきり出てきます。

子犬の成長【生後13週から24週間】

生後13週から24週くらいは
好奇心旺盛で何にでも興味を持ち始めます。

社会化期で性格の基礎ができ、
若齢期を迎えたこの時期に本格的な性格が作られます。

 

知識や学習能力が向上しますが
悪いことも覚えてしまうため、
しつけに重要な時期となります。

 

また、
誤飲事故が多くなる時期ですので、
子犬目線で周囲に危ないものはないか、
改めて生活環境を整える必要があります。

子犬の成長【6ヶ月以降】

生後6カ月以降は青年期と呼ばれる時期で、
1歳までを一般的に子犬の括りとしています。

 

しかし、
子犬といっても
小・中型犬のメス犬で早い場合、
生後5ヶ月くらいには発情期がきます。

オス犬の方が若干遅めとされていますが、
平均的に生後8~9カ月頃には性的に成熟してきます。

 

そうなる前の生後5~6ヶ月頃には
発情に関するストレスの軽減や
子を作らないため、病気予防など、
避妊手術の有無を考える時期となるため覚えておきましょう。

 

まとめ

子犬の成長スピードは
その犬が持つ体質や
犬種によっても違いはありますので、
1つの目安として参考になさってください。

 

あっという間に過ぎ去ってしまう
子犬の成長期間を楽しみながら
信頼関係を築いていけるように
愛情をたっぷり注いであげましょう。

 

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