子犬の誤飲、誤食には
十分注意が必要です。
犬には
食べてはいけない物が
数多く存在します。
子犬はまだ
食べていいものと
悪いものの判断ができず、
「うっかり危険なものを食べてしまった」
ということが起きる可能性が高いのです。
この記事では
子犬が誤飲、誤食ををする原因や
回避する方法、しつけ方などを
わかりやすく詳しくまとめていきます。
目次
子犬が誤飲、誤食する原因は?
子犬が誤飲、誤食してしまうのは
「空腹」が主な原因です。
0~3歳、
特に1歳までの子犬が
最も誤飲、誤食が多いとされています。
子犬は成長時期で
食欲が沸く年齢です。
ドッグフードにも
その犬種の月齢や体重によって
エサの必要量が書かれていますが
犬の代謝によっては
必要とされる量に多少の違いはあります。
なかでも
気温が高い夏には
エネルギーは少なくて済みますが、
寒い時期には
多くのエネルギーを消耗しますので
それだけエサも必要となるのです。
子犬の気持ちが
「お腹が空いて何か食べたいな~」
なんてときに
ニオイにつられて
口にしてしまうことが
誤飲、誤食してしまう原因なのです。
子犬が誤飲、誤食しやすいものは?
子犬が誤飲、誤食しやすいものは
人の食べ物が多いです。
飼い主が食べている姿を見て
興味を持ちやすいことや
いいニオイに誘われるのだと思います。
犬が口にしてはいけない
人間の食べ物の他にも
ニオイのついたお菓子の袋や
タバコなども食べてしまうことがあります。
子犬が誤飲、誤食しやすい
身近にある危険なものは
次のようなものが挙げられます。
- ティッシュペーパー
- トイレシーツ
- ビニール袋
- サランラップ
- 爪楊枝
- 石鹸
- ボタン
- 人間用の薬や薬カバー
- 駆除剤(ノミ・ダニ・その他害虫)
- タバコ
- 乾燥剤
- ボタン電池
- ビー玉
- 消しゴム など
たくさんの物があります。
子犬が誤飲、誤食をしてしまうと
様々なリスクが生じます。
最悪の場合、
- 中毒症状
- 窒息
- 腸閉塞
- 開腹手術 など
子犬の命に係わる病気などにつながる
可能性が高くなるので本当に注意が必要です。
子犬の誤飲・誤食を回避する方法
犬が届く場所には
危険な物を置かないことや
人間の食べ物は日頃から与えず
置きっぱなしにしないように徹底しましょう。
また、
飼い主の指示なしに
勝手に食べてはいけない
と訓練をしておくことで防止できます。
子犬の誤飲、誤食を防ぐしつけ方
子犬の誤飲、誤食を防ぐための
しつけ方として
室内での訓練方法を紹介します。
- 床に犬のおやつをいくつか置く
- 子犬にリードをつけて
床に置いたおやつの回りを歩く - 床にあるおやつを拾い食いせずに
通り過ぎることができたらご褒美をあげる - 食べそうになってしまったり、
食べてしまった場合には
低い声で「ダメ」と伝えてやり直す。
子犬にしつけをするには
時間がかかることを理解して
繰り返し行ってみましょう。
子犬が誤飲、誤食してしまったらどうするの?
もしも
子犬が誤飲、誤食してしまったら
自己判断での応急処置は
危険な場合があります。
必ず動物病院での診察を受けて
処置をしてもらいましょう。
一刻も争う緊急事態の場合には
獣医師に誤飲、誤食したものや
現在の容体を電話で伝えて指示に従いましょう。
まとめ
子犬の誤飲、誤食には
命の危険があることを
決して忘れないでください。
まずは
子犬の手の届くところに
危険なものは置かないこと、
そして
誤飲、誤食を回避する方法や
しつけ方を実践していき、
大切な家族の命を守っていきましょう。