子犬の涙やけの原因と対策!【涙やけになりやすい犬種なども紹介】

子犬の涙やけで
困っているすべての愛犬家の方へ。

 

子犬涙やけの原因や対策
知っていますか?

 

そもそも、「涙やけ」の意味や
子犬が涙を流す理由について
完全に理解している愛犬家の数は
少ないかもしれません。

 

子犬はなぜ、涙を流すのか。

子犬が涙を流す理由は
悲しいからでも嬉しいからでもありません。

可能性はゼロではないですが
犬は感情で涙を流しているわけではないのです。

 

子犬の涙やけについて詳しくなることで
子犬の涙について詳しくなることでしょう。

 

そこでこの記事では
子犬の涙やけの原因や
その対策についてまとめました。

※「涙やけ」の意味や
涙やけしやすい犬種についても紹介しています。

 

まず、「涙やけ」ってなに?

「涙やけ」という言葉を
初めて聞いた方も
いるかもしれません。

 

基本的に涙やけの症状とは
大量の涙が出ることで
目の周りに溢れてしまった涙が
毛を赤茶っぽく変色させてしまうことです。

 

そもそも
大量に涙が出てしまうのは
「流涙症」という病気が主な原因です。

本来であれば
涙腺→涙管→鼻へ
排出される涙が
何らかの要因で過剰分泌され、
涙を流し続ける状態になったことで
涙やけになってしまいます。

 

子犬の涙やけの原因とは?

子犬が涙やけする原因は
大きくわけると主に2つです。

  • 生まれ持った体質(遺伝的なもの)
  • 外部からの影響

生まれ持った体質
涙やけしやすい犬種もいます。

また、外部から影響を受け、
涙やけをしてしまうこともあります。

 

子犬が涙やけする原因について
さらに具体的に解説すると
以下のようなことが挙げられます。

  • 目にゴミや毛が入った
  • 涙腺、涙管等のトラブル
  • 花粉症やアレルギーによるもの
  • 水分不足によるもの

目にゴミや毛が入った

子犬の目にゴミや毛が入った場合に
子犬が大量の涙を流してしまい
涙やけが発生することがあります。

ただ、この場合には
早めに子犬の目から
ごみを取り除いてあげれば問題ありません。

 

犬の目に入ったゴミを取る方法については
参考までにこちらの記事をお読みください。

 

ご自分で犬の目のごみを取るのが不安な方は
動物病院へ行って取り除いてもらいましょう。

 

涙腺、涙管等のトラブル

涙腺、涙管等のトラブルは
犬の生まれ持った性質が
関係している場合が多いです。

子犬の異変に気がついたら
獣医師の診察を受けましょう。

 

外医薬での治療や、
重度の場合には
手術が必要のケースもあります。

 

花粉症やアレルギーによるもの

花粉症やアレルギーによって
子犬の目から大量に涙がでて
涙やけを引き起こすこともあります。

決まった季節や場所
犬の涙が大量に出る場合は
花粉症が疑われます。

また、
食べ物が合わないことが原因で
涙腺を詰まらせたり、
身体を痒がるしぐさや発疹など
症状も見られた場合、
食物アレルギーの可能性があります。

 

ドッグフードやおやつは
無添加で安全なものを選び、
初めて与える食べ物は
少量ずつ様子をみながら
与えるようにしましょう。

 

水分不足によるもの

水分不足によって
犬の涙が過剰分泌を起こし
涙やけになってしまうことがあります。

 

水分が足りているのかを確認する方法として、
犬のおしっこの色をチェックしましょう。

 

起きた直後の犬のおしっこは
濃くなりがちですが、
いつでも濃い黄色いおしっこをしている場合は、
水分が足りていないことを表しています。

 

水分が足りていないと
おしっことして
排出されるはずの老廃物
目、耳、毛穴などから
滲み出てきてしまうことがあり、
これが涙を流す原因になります。

 

子犬の涙やけの対策


子犬の涙やけ対策として
次の2つを覚えておきましょう。

  • 水分補給
  • 目元をケアする

 

子犬の涙やけ対策【水分補給】


こまめな水分補給
心がけるように
促してあげましょう。

子犬が水分をとりたくても
給水器に不具合があり
飲めていなかった
なんてこともありますから
日頃から水が出ているか
確認するようにしてください。

 

また、
あまり水を飲まない子犬の場合には
ドッグフードにぬるま湯をかけてあげたり、
野菜や肉、魚などを煮込んだ
味付けのないスープを与えてみるのもおすすめです。

そのほかにも、
おやつにきゅうりなどの
水分を含んだ生野菜
与えてみるのもいいでしょう。

 

 

子犬の涙やけ対策【目元をケアする】


子犬が大量にを流している場合には
涙やけする前に
茶色く着色するのを防ぎましょう。

もしも茶色くなってしまった場合には
ケアをしておきましょう。

子犬の涙やけケアのポイント

市販の涙やけ用ローション
コットンなどにつけて
毎日軽く拭いてあげましょう。
(茶色くなっている毛でも
薄くなることがあります。)

茶色いのが改善されない場合は
トリミングで茶色の毛の部分を切ってもらい
新しく生えてくる毛を着色させないようにケアしてあげましょう。

 

涙やけしやすい犬種とは?


涙やけしやすい犬種
挙げられるのは
目が大きく鼻が短い
小型犬に多いとされています。

 

  • トイプードル
  • ポメラニアン
  • パグ
  • チワワ
  • テリア 等

 

最後に

涙を流しそうなカワイイパグ

子犬の涙やけの原因と対策について
まとめていきました。

子犬の涙やけの原因や理由には
遺伝的なことだけでなく
アレルギーや水分不足など
さまざまな原因に関係していることが
お分かりいただけたと思います。

 

また、犬種によっても
涙やけのなりやすさが変わります。

毎日のケアは大変ですが、
清潔さを守るためや
いつまでも可愛くいてもらいたい
子犬のために手助けしてあげましょう。

 

 

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