
犬にわさびなどの刺激物を与えてはいけません。
人間の赤ちゃんや子供に対して
わざわざ与える人もいないでしょうし、
大人でも苦手な人はたくさんいます。
そんな刺激のあるものが
犬にとっていいものと思う愛犬家は
この世界にほとんどいないかと思います。
この記事では
犬にわさびなどの刺激的な食べ物を
与えてはいけない理由について
わかりやすく説明していきます。
目次
犬にわさびを与えてはいけない理由
犬は基本的に
刺激が強すぎる食べ物を避けます。
なのでわさびに好んで近づいたり
自ら進んで食べたりする犬はほとんどいません。
たとえ犬がわさびを口にしたとしても
少量であれば大きな健康被害はありません。
ただし、犬は口の中で
痛みや辛みに襲われることとなるでしょう。
もしも大量に食べてしまった場合には
胃粘膜を刺激して胃炎を起こしたり、
嘔吐や下痢を起こす場合があります。
犬にとって、わさび以外の刺激的な食べ物とは?
犬に与えてはいけない
わさび以外の刺激的な食べ物として
- からし
- 唐辛子
- こしょう
- カレー粉などの香辛料
などが挙げられます。
どれも犬の消化器に大きな負担をかけ、
口腔内の痛み、胃の痙攣・麻痺、
嘔吐・下痢といったわさびと同様の
犬にとって悪い症状が起こる可能性があります。
わさびなどの刺激的な食べ物は、犬の噛み癖のしつけに効果的?
犬にわさびは与えてはいけないもの
としてお伝えしてきましたが
わさびなどの刺激物を使って
犬の噛み癖を矯正する方法があります。
全てのものに
使用できるわけではありませんが、
壊されたら困るものに
少量のわさびを塗っておくと
犬が噛んだときにわさびの辛さ驚き
もう次から噛もうとしなくなるのです。
少量で十分効果がありますので
大量使用は犬の健康のためにやめましょう。
犬の噛み癖の直し方は
他にもいろいろとあるため
この方法はあまりおすすめしませんが効果は抜群です。
犬の噛み癖対策にわさびを使うときの注意点
もしも噛み癖のある犬のしつけのために
わさびを使用しようと思っている方は
以下の5つの注意点をお守りください。
- ほんの少量程度にする
- 使用前に獣医師へ相談する
- 飲み水を用意しておく
- 頻繁にわさびを使用しない
- 布製品のものには使わない
わさびなどの刺激的な食べ物には
中毒症状を起こすような危険性はないですが、
嘔吐や下痢などといった異常が見られることはあります。
もしも刺激物を食べた後に
犬の様子に少しでも異変を感じられたら
動物病院へ連絡し、
何をどれくらい食べてしまったのかなどを伝え、
速やかに受診し処置してもらいましょう。
まとめ
犬にわさびなどの刺激的な食べ物を
与えてはいけない理由がお分かりいただけましたか?
噛み癖のしつけにも
使われることもあるようですが
基本的には与える必要のないものです。
犬の消化器に負担をかけてしまわないように
そして健康維持のために
刺激物を与えることのない生活を送らせてあげましょう。