もしも柴犬にアスパラを食べさせるなら
生?火を通す?
どちらでも大丈夫なのでしょうか?
この記事では
柴犬にアスパラを食べさせてもOK?
与える際の適正量や注意点について
わかりやすく解説していきます。
柴犬にアスパラを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にアスパラを食べさせることはOKです。
しかし、
アスパラには柴犬の身体にとって良い成分と
少量ながら有害な成分も含まれているので
適量与えることが望ましいとされています。
また、アスパラの穂先、茎、はかまなど
どの部位も食べても問題ありませんが
生ではなく加熱してから与えるようにしてください。
柴犬にアスパラを与える際の適正量とは?
アスパラを与える際の適正量の目安は
体重4kgの柴犬であれば
細いものを1本あるいは10g程度にしましょう。
食べすぎは軟便や下痢の原因になったり、
アルカロイド中毒になる恐れがあります。
あくまでも補助食やおやつなので
メインとして与えることは避けてください。
アルカロイド中毒とは?
アルカロイド中毒とはアスパラだけでなく、
ナスやトマトにも含まれている「アルカロイド」
という成分を柴犬が摂取しすぎると
嘔吐や痙攣、呼吸器障害が起こる可能性があります。
このアルカロイドは
100℃程度の加熱では
消えることがありません。
また、200℃以上でないと
分解できないとされているので、
加熱したアスパラでも
柴犬に大量に与えることは危険です。
柴犬にアスパラを食べさせるメリットとは?
柴犬にアスパラを食べさせるメリットは
豊富な栄養素を得ることができることです。
- ビタミン
- カリウム
- 葉酸
- ルチン
- アスパラギン酸
- βーカロテン など
このようにアスパラには
さまざまな栄養素がつまっています。
食べることで疲労回復や免疫力の向上、
がん予防にも効果が期待されています。
アスパラは加熱しても
栄養素が流れにくいので
安心して加熱調理を行ってください。
ただし、柴犬の体のためにも
塩分を使用することはやめましょう。
柴犬にアスパラを与える際の注意点とは?
柴犬にアスパラを与える際の注意点は
主に3つ挙げらます。
- 加熱すること
- 大量に与えないこと
- 消化しやすくしてあげること
特に3つ目の消化しやすくするためには
よく茹でたものを細かく刻んだり、
ミキサーにかけるなどしてあげることで
胃腸への負担を和らげるとともに、
栄養の吸収率もよいとされています。
まとめ
柴犬にアスパラを食べさせてもOKですが、
少量ながらも有害成分が含まれていることを
忘れずに適量与えるようにしましょう。
また、食物繊維も多く含むので
なるべく細かくしたものを与えて
消化不良にならないように工夫することも必要です。
柴犬の健康維持のために
おやつやドッグフードのトッピングに
是非活用してみてはいかがでしょうか?