犬と雪遊びするとき、
どんなことに気を付けていますか?
何も考えずにいると
もしかしたら犬を危険な目に遭わせてしまうかもしれません。
そこでこの記事では
犬と雪遊びするときの注意点についてわかりやすくまとめました。
目次
犬は雪遊びが好き?!
雪遊びが好きな犬は比較的多いです。
もちろん、
寒さの苦手な犬種もいますが
その季節ならではの景色にはしゃぐことも多いでしょう。
豪雪地方に住み雪に慣れている犬、
雪があまり降らない地域に住む犬、
どちらの場合でも
雪が降った際に普段通り
外へ遊びに行ってもいいのでしょうか?
犬と雪遊びするときの注意点
雪の日に
人間がいつもと違う靴や
防寒対策をするように、
犬も健康面や安全性を守るために対策はしておくべきでしょう。
犬と雪遊びするとき、
以下の5つの注意点を実践することをおすすめします。
- 寒さ対策をする
- 雪玉予防をする
- 肉球を守る
- 無理をさせない
- はぐれないようにする
注意点①【寒さ対策をする】
基本的に犬は
寒さに強い動物といわれていますが、
チワワ、ミニチュア・ピンシャーなど
犬種によっては寒さに弱い犬もいます。
もしも犬が寒がって
震えるようであれば
無理して遊ばせる必要はありません。
また、
体温調節機能や抵抗力の低い
子犬や高齢犬の雪遊びはできるだけ控えましょう。
寒さ対策としては
犬用の防水・撥水のウェアやスヌードなどがおすすめです。
また、
その下にアンダーウェアを着せるなどして
うまく体温調節してあげるとよいでしょう。
注意点②【雪玉予防】
雪玉は指球の間だけでなく、
毛で覆われている部分ならどこにでもできます。
毛につくと取り除くのが大変ですし、
体を冷やしたり、しもやけの原因にもなります。
特に長毛犬種である
パピヨンやゴールデンレトリーバーなどにできやすいです。
また、
プードルやシュナウザーなども
毛質的にできやすいので注意が必要です。
雪玉を予防するには、
防水・撥水素材の全身を覆う
カバースーツやレインウェアなどを着せるといいでしょう。
注意点③【肉球を守る】
雪遊びのトラブルで多いのが「肉球のケガ」です。
雪の下に隠れた草木や
何かの破片を踏みつけてしまい
肉球を傷つけてしまったということがあります。
また、
しもやけや凍傷などによって
肉球が荒れてしまうこともあります。
それを防ぐのに有効的なのが
犬用の靴や靴下を履かせることです。
ただ不慣れなために
靴や靴下を嫌がる犬もいます。
事前に慣れさせることができたら練習させておきましょう。
注意点④【無理をさせない】
無理のない範囲で雪遊びを行いましょう。
犬は自分の体力の計算しながら遊ぶ
ということができないため、
飼い主が管理してあげるようにしましょう。
楽しそうにしていても無理すると
ケガや体調不良に繋がることもありますので注意してください。
注意点⑤【はぐれないようにする】
雪遊びできるドッグランや施設であっても
見慣れない雪に犬が興奮したり、
積雪によって囲いが飛び越えやすくなっている場合があります。
雪道は足元が悪く、
飼い主も簡単に追いかけることができません。
安全に遊ばせるためにも
リードを付けて適切な場所で遊ぶようにしましょう。
犬と雪遊びをした後に気を付けたいこと
犬と雪遊びをした後は体のケアが大切です。
もしも、
雪玉ができてしまった場合は
バケツにぬるま湯を張り
少しずつ雪玉を溶かしてあげましょう。
そして
濡れた体はタオルで拭いてあげ、
ドライヤーでしっかり乾かすことが必要です。
また、
肉球にケガがないかも確認しましょう。
その後は肉球クリーム等で保湿してあげてください。
まとめ
犬と雪遊びするときは
犬の気持ちを第一に考えてあげましょう。
飼い主は
愛犬と一緒に楽しむつもりでいても、
寒さが苦手な犬もいれば雪が好きな犬もいます。
無理強いはせず、
犬が本当に楽しめる遊び方を見つけてあげることが大切です。
そして、
体調を崩さないためや
ケガをしないようにするためにも
注意点を守り安全に楽しく雪遊びを行ってください。