柴犬が大豆を食べると危険?豆まきはリスク大?【柴犬の大豆の注意点】

柴犬が大豆を食べると危険?

 

結論からいいますと
大豆アレルギーを持たない柴犬である限り、
大豆を食べても基本的に問題はありません。

 

しかし、大豆といっても、
蒸した豆や節分豆のように硬い豆など
いろいろな食べ方があります。

 

そこでこの記事では
柴犬に大豆を食べさせる時、
どのようなものを与えればいいのか?
与える時の注意点についても
簡単にわかりやすく解説していきます。

柴犬にとって大豆とは?

冒頭でもお伝えしたように、
柴犬大豆を食べても大丈夫です。

 

柴犬にとって大豆は
肉類とは違って植物性でありながら
良質なタンパク源になります。

肉類よりもカロリーが低いため、
ダイエット中の柴犬であっても
タンパク質をしっかり摂取させたい場合に特におすすめです。

柴犬が大豆を食べるメリット

柴犬が大豆を食べるメリットには
大豆に含まれる「サポニン」という成分にあります。

サポニンによって体脂肪を減らし、
動脈硬化やガンなどの予防に効果的とされています。

また、
コレステロールを下げる働きもあるため、
肥満気味の柴犬にもおすすめです。

柴犬への大豆の与え方

柴犬へ大豆を与える時には
必ず加熱・発酵・熟成の
いずれか加工したものを与えるようにしましょう。

これはアレルギーの有無に関わらず、
生の大豆には
「トリプシン・インヒビター」という
毒が含まれているため、
生のまま食べるとお腹を壊してしまいます。

 

柴犬の消化を考えると
加熱してあるものでも
大豆の形が残ったままだと消化に悪いです。

おからやきな粉などを練りこんだお菓子や
豆腐や豆乳などは手軽に与えられて
消化にもよくおすすめです。

 

柴犬に大豆を与える時の注意点

柴犬に大豆を与える時の注意点として、主に以下の2つ挙げられます。

  • アレルギーのリスク
  • 節分の豆のリスク

アレルギーのリスク【柴犬の大豆の注意点】

柴犬が大豆を食べたことで
アレルギーを引き起こす場合があります。

生まれつき大豆の耐性を持っていない
先天性のアレルギーである場合と、
同じ食材を長期間摂取したことで
過剰摂取となりアレルギー症状が出る場合とがあります。

 

先天性の場合は

  • シベリアンハスキー
  • アイリッシュセッター
  • シャーペイ

この3つの柴犬種は
大豆の耐性を持たないことが
既にわかっているので与えないようにしましょう。

 

先天性によるもの、
過剰摂取によるものの場合でも
主なアレルギーの症状としては

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 体の痒み
  • 湿疹
  • 目の充血 など

このような異変がみられた場合には
大豆アレルギーが疑われますので
かかりつけの獣医師に相談しましょう。

 

節分の豆のリスク【柴犬の大豆の注意点】

節分の豆は基本的には炒った豆なので
有害な成分は消えています。

しかし、
豆の形状そのままな上に硬いため
非常に消化が悪いです。
また、小さいとはいっても
喉や腸に詰まらせてしまう可能性もゼロではありません。

節分の豆まきを
家族で楽しむことは良いことですが
愛犬に食べられないように注意してください。

まとめ


柴犬に大豆を食べさせても大丈夫ですが、
生の大豆ではなく
消化に良い加工した大豆製品を
与えるようにしましょう。

 

また、
いくら大豆製品がヘルシー食材といっても
与えすぎるとカロリーオーバーとなり
肥満の原因にもつながりますので
適量与えるようにしてください。

 

肉の動物性タンパク質だけでなく、
植物性のタンパク質も上手に取り入れて
より健康的な体を作れるように
是非大豆を取り入れてみましょう。

 

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