「ドッグスポーツ」とは何かを知っていますか?
犬だけが行なうスポーツなのでしょうか?
それとも人間も一緒に行うのでしょうか?
この記事では
ドッグスポーツとは何か、
その種類などについてもわかりやすく解説していきます。
目次
「ドッグスポーツ」とは何か?
「ドッグスポーツ」とは
何のことを指すのでしょう。
ドッグスポーツについて
辞書では以下のように示されています。
ドッグスポーツとは、
一定のルールに従って
犬の身体機能と技能を競う競技である。幅広い活動を含み、
人間(ハンドラー)が参加するものと、
犬だけで行うものとがある。
「ドッグスポーツ」には
体の大きさや犬種を問わず、
どんな犬でも参加し楽しめるスポーツ競技が数多く存在します。
犬との普段の遊びの中で
練習することができるような競技から
本格的な訓練が必要なものまで
飼い主と愛犬とが一緒に楽しむことのできるスポーツです。
ドッグスポーツの種類とは?
ドッグスポーツには
たくさんの種類がありますが、
代表的で人気のあるドッグスポーツには
以下のようなものがあります。
- アジリティー
- ディスクドッグ
- フライボール
- ドッグダンス
- オビディエンス
- エクストリーム
アジリティー【ドッグスポーツの種類】
アジリティーはドッグスポーツの中では
最もメジャーな競技で
犬とハンドラーがペアとなり行われます。
競技内容は、
コース内に設置された障害物を
ハンドラーの指示によって
犬が順序通りにクリアしていく
いわば障害物競争に似たスポーツです。
障害物はハードルやトンネルなど
その大会によってさまざまです。
順位を決めるポイントは
障害物の失敗の有無や拒絶がなく、
制限時間内にクリアしたペアのうち、
タイムが速さで順位が決まります。
ディスクドッグ【ドッグスポーツの種類】
ディスクドッグは
フリスビーディスクを使った競技で、
- フリー部門
- ディスタンス部門
主にこの2種にわかれています。
ディスクドッグ【フリー部門】
フリー部門では
長方形のコートで行われることが多く、
キャッチ率や技などを音楽に合わせて競技し
出来栄えを採点し競います。
ディスクドッグ【ディスタンス部門】
ディスタンス部門は一般的に
ポイントエリアとスローイングエリアに
わけられた専用のコースで行われます。
スローイングエリアからディスクを投げ、
それを犬が追いかけて空中でキャッチし
スローリングエリアに持ち帰ります。
キャッチして着地したエリアに応じた
ポイントが発生し、
競技時間内で繰り返し行った後、
その合計ポイントを競います。
フライボール【ドッグスポーツの種類】
フライボールの競技は
- チーム競技
- 個人競技
主に2種類にわけられます。
フライボール【チーム競技】
チーム競技のフライボールの場合、
4頭の犬と4名のハンドラーがリレー方式で競技を行います。
犬はコースに並べられた
4つのハードルを跳び越えて、
フライボールボックスを操作し、
飛び出たボールを咥えて、
再びハードルを跳び越えて戻ってくる
という一連の流れをリレー形式で行います。
全ての犬にミスがなく、
先に走り終えたチームが勝利となります。
フライボール【個人競技】
個人競技のフライボールの場合、
1頭の犬と1名のハンドラーが
タイムトライアル形式で競技を行います。
チーム競技と一連の流れは同じで
リレー形式ではなく3回連続で行い、
その3回の中のベストタイムで順位を決めます。
ドッグダンス【ドッグスポーツの種類】
ドッグダンスは
犬とハンドラーが音楽に合わせて踊ることです。
音楽に合わせて犬にトリック(芸)をさせ、
その表現力やリズム感などを審査します。
オビディエンス【ドッグスポーツの種類】
オビディエンスという競技は
- ハンドラーの横について歩く
- 座って待つ
- 伏せからの呼び寄せる
- 伏せて待つ
- 物品持来など
競技のレベルによって
項目の難易度は上がり、
各項目ごとに点数が付けられ競います。
体を動かして行うスポーツというよりも
ハンドラーと犬との信頼関係が試される競技です。
エクストリーム【ドッグスポーツの種類】
エクストリームは
飼い主と犬が楽しむことを目的とし
日本で考案された障害物競争競技です。
スタートからゴールまである
各障害物をクリアしてタイムを競います。
アジリティーと似た競技です。
競技の種目は以下のようなものがあります。
- ハードルを跳んで走るハイスピード
- 障害物をクリアするエクストリーム・オープン
- 跳び越える高さを競うハイジャンプ
まとめ
「ドッグスポーツ」は
運動不足やストレス解消にもなりますが、
何といっても愛犬との信頼関係を結ぶきっかけになります。
どんな犬でも参加し楽しめる競技が
数多くありますので、
日頃の遊びの中で犬が得意とするものから
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?