
犬に海苔(のり)を食べさせてもOK?
海苔って犬の消化にいいの?
どんな風に犬に与えたらいいの?
このような疑問をお持ちの愛犬家へ。
その他にも
「どうしよう!
犬が間違って海苔を食べてしまった!」
と、犬の誤食により
不安な気持ちを抱えている
愛犬家の飼い主の方へ。
この記事では
犬に海苔を食べさせてもいいのか、
海苔を与える場合のメリットや注意点について
詳しく解説していきます。
目次
犬に海苔を食べさせてもOK?
犬に海苔を食べさせてもOKなのか?
少量であれば、問題なし!とされています。
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- カルシウム
などといった多くの栄養素が、
海苔には含まれています。
ただし、少量ならOKとお伝えしたように
過剰に犬に海苔を与えることはおすすめできません。
犬に海苔(のり)を与えるメリットとは?
多くの栄養素を持つ海苔を犬に与えた場合に
得られる可能性のあるメリットは以下の2つです。
- ビタミン豊富
- ミネラル豊富
ビタミンが豊富【犬に海苔を食べさせるメリット】
海苔に含まれるビタミンには
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
が多く含まれています。
ビタミンA
ビタミンAの効果として
犬の視力の低下予防や
犬の粘膜を健康状態に保つような働きがあります。
ビタミンB群
ビタミンB群には
体の中でエネルギーを効率的に作ることができ、
犬の疲労回復の効果が期待されます。
ビタミンC
ビタミンCには
犬の皮膚の健康を保つような
コラーゲンの生成をしてくれたり
抗酸化作用の働きをしてくれます。
この抗酸化作用のある物を
犬の身体に摂り入れると
ガン予防や老化防止に役立つといわれています。
ミネラルが豊富【犬に海苔を食べさせるメリット】
海苔に含まれるミネラルには
- カリウム
- カルシウム
- 鉄分
が含まれています。
カリウム
カリウムを適度に摂取すると
犬の体内に溜まった余分な塩分を
体外に排出をしてくれます。
カルシウム
カルシウムは犬の丈夫な骨や
犬の歯を作るのに役立ちます。
鉄分
鉄分は健康的な血を作る効果があるため
犬の貧血予防にもなります。
犬に海苔(のり)を与えるときの注意点とは?
犬に海苔を与えることは
基本的に問題がありません。
しかし与えるときには
いくつか注意点があります。
- 海苔の種類
- 海苔の量
- 海苔の与え方
海苔(のり)の種類【犬に海苔を食べさせる時の注意点】
塩分を多く含む味付け海苔と呼ばれるものは
犬の心臓や腎臓に大きく負担をかけるリスクがあります。
犬に海苔を与える際は
味のついていない焼き海苔がおすすめです。
※焼き海苔にも塩分は含まれていますので
大量に犬に食べさせることは望ましくありません。
海苔(のり)の量【犬に海苔を食べさせる時の注意点】
犬に海苔を与える場合、
大量に与えてしまうと危険です。
適量とされている量については
犬の大きさによって異なります。
- 5㎏程度の小型犬で0.5g
- 10㎏程度の中型犬で0.8g
- 20㎏程度の大型犬で1.5g
こちらが1日の目安の量になります。
0.5gというと
大判サイズの約1/4弱程度です。
少ないようにも思えますが、
犬への与えすぎは体に負担をかけてしまうため
このくらいの量が適量となります。
これはあくまで目安量で
腎臓病などを患いカリウム制限がある犬の場合は
海苔は与えるべきではありませんのでご注意ください。
海苔(のり)の与え方【犬に海苔を食べさせる時の注意点】
犬に海苔を与える時に
大きなまま与えてしまうと
犬の口の中に張り付いたり
犬の喉に張り付いてしまう恐れがあります。
必ず手で海苔を小さくちぎったり
ハサミで細かくして与えるようにするか、
海苔にぬるま湯にいれて溶かしたものを
ドッグフードにかけてるなどと工夫が必要です。
まとめ
犬に海苔を食べさせても
基本的にはOKです。
しかし、
海苔の種類や与える量、与え方について
しっかり把握して注意する意識が大切です。
たとえ海苔が犬の好物だとしても
過剰な与えすぎは消化不良でお腹を壊したり、
犬の心臓や腎臓へ大きく負担となってしまうので
十分配慮しながら与えるようにしましょう。